今月の担当は…教育保育課
■運動は体と心を育む近道
体を使う遊びは脳や社会性の発達に役立ちます親子で触れ合いながら体を動かしてみませんか
「だるまさんが転んだ!」今日も子どもたちの元気な声が聞こえてきます。園所では、鬼ごっこや縄跳び、ボール遊びなど、さまざまな体を動かす遊びを楽しんでいます。
縄跳びでは、何度も挑戦して「跳べた」と自信を持ったり、周りの人に認められて「もっとがんばろう」と意欲をもてたり。鬼ごっこでは、逃げる・追いかける・競争するなど、友達と一緒に体を動かす楽しさを感じられます。
運動と脳の発達との関係は、研究が重ねられ「6歳までに脳の90%は完成する」と言われています。乳幼児期の子どもの脳は、日々すごい勢いで成長しようとしているのです。運動することで脳が刺激を受け、神経細胞が活性化。神経細胞の活性化は、記憶力の上昇や新しい情報を脳にとどめる機能の向上につながります。子どもが脳をよりよく使うには、体を動かすことが近道になるのです。
また、友達や身近なおとなと運動遊びを楽しみ、コミュニケーションをとることで、言葉の発達を促し社会的スキルを身に付けることにもつながります。伸び伸びと体を動かして遊ぶことは、楽しいだけでなく、健やかな体や豊かな心を育みます。
近年、生活が便利になったことで歩く機会が減り、スマートフォンなどの普及で動画を見て過ごす時間が増えています。まずは少しの時間でもいいので、親子で触れ合いながら体を動かす遊びを楽しんでみませんか。きっと、心も体も温かくなりますよ。
問合せ:教育保育課
【電話】072-740-1212
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