今月の担当は…教育保育課
■魅力いっぱいの雨上がり
○6月は雨が多い季節
雨上がりの公園や園(所)庭は絶好の遊び場に
園所では、子どもがさまざまなことに興味や関心を寄せています。水溜まりを見つけると、地面を掘って水路を作り「どこまで流れるかな」と試行錯誤。時には友達と協力しながら遊んでいます。うまく水が流れた時は大喜び!「次はこうしてみよう!」「こっちはどう?」と探究は止まりません。
スコップで水をすくって容器に移したり、裸足で水溜まりに入ったりするなど、水の冷たさや泥の感触を楽しんでいる様子も見られます。「この水温かい!」「こっちはヌルってしてる!」と陽に当たって水が温まることや場所によって土の性質が変わることを、繰り返し遊ぶ中で学んでいます。そのような違いを言葉で表すことは、学びの基礎につながります。そのため、経験が積めるように見守ったり、環境を整えたりしています。
水溜まりや泥に触ろうとしたり、不思議さに気付いてハッとした表情をしたりするなど、夢中になって遊んでいると、気付かないうちに靴や服がびしょぬれになることも。「お気に入りの靴が…」「服に泥がついちゃった…」ということもあります。おとなは「服が汚れるから」「ぬれてしまうから」と敬遠しがちですが、そのような経験も大切です。「ぬれたら気持ち悪いな」「服が汚れちゃうから気を付けよう」と気付くことで、「生きる力の基礎」につながるのです。
時には、子どもの気付きや学びに目を向けて見守れるといいですね。
問合せ:教育保育課
【電話】072-740-1254
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