1月1日の能登半島地震で本市に津波警報が発表されたことを受け、8月21日に兵庫県立大学の木村玲欧(れお)教授(防災心理学)から「豊岡市市民津波避難行動調査検証業務研究成果報告書」が提出されました。
研究報告書では、津波避難アンケートの回答を踏まえ、18の施策の提言をいただきました。
研究報告書で明らかになった課題や提言のあった18の施策について、今後の防災対策に役立てていきます。
◇主な提言の内容
・津波警報が発表されたら避難指示を発令する
・避難指示発令を即時に行うため、消防本部から防災行政無線放送を行う
・津波ハザードマップを再配布する
・避難指示の発令対象区域を周知する
・津波ハザードマップの裏面に基本的な津波避難の考え方などを掲載する
◆災害リスクを正しく知り、正しく恐れる
兵庫県立大学 木村玲欧教授
アンケートからわかったのは、自分の地域の津波のリスクを十分に理解しないまま、能登半島地震を迎えていたということです。津波災害リスクを正しく知り、正しく恐れることが必要です。
「大きな津波を伴う地震があれば、うまく逃げられないのではないか」という懸念があります。
・豊岡市市民津波避難行動調査検証業務研究成果報告書
・津波ハザードマップ
※本紙の二次元コードを読み取りご確認ください。
問合せ:危機管理課
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