■地震の被害を確認しよう
阪神・淡路大震災の際、神戸市内における、地震発生の午前5時46分から午前6時までの間の死者数は、死者全体の92%であったという報告があります。この数字から、地震が起きた直後の約15分間で、地震に弱い家から逃げ出すのは、とても難しいことがわかります。
1981(昭和56)年5月31日以前着工の「いわゆる旧耐震基準の木造住宅」は、それ以降の住宅に比べ地震に弱いものが多く、実際、阪神・淡路大震災や1月の能登半島地震では大きな被害が起きています。
■自分の住宅の強さを知ろう
赤穂市では、木造戸建住宅の場合、申請者の負担金3,000円で耐震診断を受け、耐震性の評価や改善のポイントなどをまとめた報告書を受け取ることができます。
旧耐震基準住宅にお住いの方は、まずは耐震診断をして住宅の強さを確認し、地震に備えましょう。
■耐震診断の結果
評点0.7未満:危険
評点0.7以上1.0未満:やや危険
※評点が高くなるほど同じ地震に対する被害の程度が軽くなっていきます。また、評点0.7は命を守るために最低限必要な評点と言われています。
評点1.0以上1.5未満:一応安全
評点1.5以上:安全
問合せ:都市計画課建築係
【電話】43・6827【FAX】43・6974
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