■放射線治療
ー放射線治療は通院しやすい赤穂市民病院で!ー
市民病院では平成10年の病院移転後26年にわたり放射線治療を行っています。常勤で放射線治療専門医、医学物理士、放射線治療品質管理士などの放射線治療のスペシャリストが在籍しています。専従の看護師により患者さまに寄り添ったケアを実践、女性の診療放射線技師により女性も安心して放射線治療を受けていただけます。院是「恕」をモットーに思いやりのある放射線治療を目指しています。
放射線治療の対象:乳がん、前立腺がん、食道がん、肺がんなどの様々ながんやケロイドなど一部のがん以外の病気です。
放射線治療の効果:主に手術や抗がん剤を併用してがんの完治を目指します。がんによる痛みなどの諸症状を緩和することもできます。
放射線治療の期間:およそ1ヵ月半から2ヵ月程度、毎日1回ずつ放射線を照射します。通院が基本ですが、入院が必要となる場合もあります。
放射線治療の実際:治療期間中は皮膚に治療部位のしるしを描きます。患者様は治療台に寝るだけ、しるしに合わせて照射します。1回の治療は10~15分で終わります。
本年5月には2,500日間にわたり放射線治療の継続を達成しました。放射線治療の可能な施設は限られており、近隣では当院のみです。
放射線治療は通院しやすい市民病院で!
■お薬立ちmemo
皆さんの健康に身近なお薬についてのミニ知識『お薬立ちmemo』をお届けします。
ー第3回目「ジェネリック医薬品」についてー
◇ジェネリック医薬品ってどんな薬?
ジェネリック(後発医薬品)とは、新薬の特許期間が切れた後に販売される、新薬と同じ有効成分を含んだ医薬品のことで、新薬と同等の効能・効果があると確認されています。形や色などは新薬と異なる場合がありますが、品質・有効性・安全性については、国の厳格な審査を受け、同じレベルにあることが確認されたものだけが流通しています。
◇ジェネリック医薬品のメリット
・新薬より価格の安いものが多く、患者さまの自己負担額の軽減につながります。高血圧等の生活習慣病のように長期間服用する場合は、特にお薬代の差を実感することができます。
・新薬の錠剤が大きくて飲みにくい、におい・味が悪いといった問題点を改良し、飲みやすくしたお薬があります。
◇ジェネリック医薬品を使用する際の留意点
・有効成分は同じでも添加物が異なる場合があるため、まれに新薬にはないアレルギーが起こる可能性があります。
・塗り薬や湿布薬などの使用感が新薬と異なる場合があります。
わからないことは、病院やかかりつけ薬局の薬剤師さんに相談し、安心して治療を受けていきましょう。
問合せ:赤穂市民病院
【電話】43・3222【FAX】43・0351
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