■マダニによる感染症にご注意!
マダニは、シカやイノシシ、ノウサギ等の野生動物や人の皮膚に咬着(こうちゃく)して血を吸います。マダニがウイルスや細菌を保有していた場合、感染症(重症熱性血小板減少症候群SFTS、日本紅斑熱等)を発症する可能性があります。マダニの活動が盛んな春から秋にかけては、マダニにかまれる危険が高まります。農作業や庭仕事、レジャー等野外で活動する際は、注意が必要です。
▼マダニから身を守るには
○野外で活動するときは肌の露出を避ける
・長袖、長ズボンを着用する
・帽子、手袋を着用する
・首にタオルを巻くか、ハイネックのシャツを着用する
・シャツの袖口は手袋の中に入れる
・ズボンの裾に靴下を被せる
○虫除けスプレー(ディート、イカリジン等の忌避剤)を噴霧する
○明るい色の服を着て、マダニを目視で確認しやすくする
○野外活動後は入浴や着替えをし、マダニが咬着していないかチェックする
▼マダニにかまれたら
マダニ類の多くは、長期間(10日以上のこともある)皮膚に咬着して吸血します。無理に引き抜こうとせず、皮膚科などの医療機関で処置してもらいましょう。また、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は、すぐに医療機関で診察を受けてください。
問合せ:健康医療課
(【電話】662・3167)
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