フォトニュース! まちの話題をピックアップ

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■兵庫県一の但馬牛に輝く　～第105回兵庫県畜産共進会～
10月26日、養父市の但馬家畜市場でJA全農兵庫が主催する兵庫県畜産共進会が開催されました。
これは但馬牛の品質向上を目的に行われているもので、本町からは種牛の部に4農家5頭、肉牛の部に1農家2頭が出場。審査の結果、上田伸也さん(村岡区宿)の「みさち」が最高位の名誉賞に輝き、続く最優秀賞1席にも上田さんの「うえだ784」が入賞し、県共進会史上初の上位独占となりました。
昨年から連覇ともなった上田さんは「一番いい状態に仕上げることができた」と喜びを語りました。
本町を含め美方郡内から出品された牛が好成績を残し、世界遺産認定後最初の共進会で、美方郡産の但馬牛が存在感を大いに示す結果となりました。

■ふる里村岡の名物が復活　～村岡ふる里祭り・村岡藩子ども大名行列～
10月29日、村岡商店街で村岡ふる里祭りが4年ぶりに開催され、親子連れなどでにぎわいました。
この祭りの名物として行われている「村岡藩山名子ども大名行列」も久しぶりに実施。村岡小学校の3～6年生の児童ら約30人が殿様や足軽、腰元などに扮し、約400mを練り歩きました。
児童の間でインフルエンザが流行したため、いくつかの演目は中止となりましたが、腰元が桜の枝を手にしなかやな踊りを披露すると、集まった地元住民らから大きな拍手が送られていました。
楽しみにしていたという地元村岡の女性は「あいにくの天気になったが、久しぶりに村岡の名物を見られてよかった」と話していました。

■おもしろそうな絵本、見つけたよ!　～移動図書館車メルヘン21出張～
11月16日、小代地区公民館の移動図書館車「メルヘン21」が子どもたちのところに出向いて、本に触れ合うイベントが行われました。
これは3つの町民運動のうち読書推進事業の一環として行われているもので、この日は小代認定こども園と小代子育て子育ち支援センターへ「メルヘン21」が出張。多めに蔵書された絵本を前に子どもたちは興味津々の様子で、「おもしろい絵の本がある!」「これに決めた!」と友達と見せ合いながらお気に入りの1冊を借りていました。
また、イベントにはジオンくんとかすみちゃんも登場。子どもたちも大喜びし、絵本を抱えながらまちの人気者とのふれあいを楽しんでいました。

■全国各地から“イカマニア”が集結　～ダイオウイカについての講演と公開解剖～
11月23日、ジオパークと海の文化館で、今年1月に香住区下浜に漂着したダイオウイカの公開解剖が行われ、一目見ようと約80人が集結しました。
これは、海や生物に興味を持ってもらおうと、同館と町ジオパーク推進協議会が共催したものです。
島根大学の広橋教隆(のりたか)教授による講演の後、発見した香住高校生らによりダイオウイカの姿が公開され、会場は大歓声。広橋教授の執刀により墨袋や胃、卵巣などが取り出されると、参加者は触れたり写真を撮ったりしながら貴重な体験を楽しんでいました。
岡山市から親子で参加していた吉岡範道さん(11)は「大きくてびっくりした。くちばしも触ってみたけどとても固かった」と興奮した様子で話しました。

■まちで一番おいしいお米が決定!　～香美町おいしいお米コンテスト～
11月25日、村岡体育館で、町内で今年一番おいしいお米を決める「香美町おいしいお米コンテスト」が開催され、出品者ら約40人が参加しました。
これは生産者の意欲向上と消費者の需要拡大を目的に実施しているもので、今回で5回目となります。
当日は、最終審査として浜上町長や全農パールライスの「ごはんソムリエ」ら8人が炊き立てのお米を実食し、上位3人の順位を決定。村岡区板仕野の田中敬二さん(70)が生産するブランド米「とろかわの恋」が応募総数92点の頂点に輝きました。
田中さんは「受賞できて嬉しく思う。地元産の牛ふん堆肥を使って土づくりを大事にしている。今後も米作りを頑張っていきたい」と喜びを語りました。

■健康に過ごすためにできること　～日本体育大学・香美町連携協定事業　健康ウォーキング教室～
11月25日と26日、村岡区と香住区でそれぞれ健康ウォーキング教室が開催されました。
これは、町と協定を結んでいる日本体育大学の連携事業の一環として実施したもので、射添体育館で開かれた村岡会場には15人が参加しました。
講師を務めた同大学で健康寿命の延伸などを研究する横山順一教授は「健康を維持するためには運動と食事、休息をしっかり取ることが大事」とし、ウォーキングの効能や効果的な方法などを力説しました。
教室の後半には、実際に歩きながら改善点などのアドバイスを送り、「今の状態を維持できるよう継続し、余裕ができたら上を目指す。心と体を充実させるウォーキングをしましょう」と呼びかけました。