本町では「香美町空き家バンク」を運営し、空き家の利活用を促進しています。
広報5月号では、空き家バンクの利用方法や空き家の利活用に関する補助制度などについて紹介しました。今回は、空き家などの除却や耐震化などに関する補助事業を紹介します。
■空き家などの除却費用の補助
○老朽危険空家除却支援補助金
適切な管理がなされていない状態で放置されている空き家などを除却する費用の一部を補助します。
補助対象空家:
・町内に存する木造の空き家
・個人が所有する空き家
・町が行う建物不良度測定で一定の基準を満たした空き家
※事前に補助対象空き家に該当するかを調査するため、調査の申し込みが必要となります。
補助対象者:補助対象空き家などの所有権者、または所有権者から承諾を得た上で解体撤去を実施する自治会など
補助対象工事:町内業者に発注する補助対象空き家の除却工事で解体、撤去、処分、整地などに必要な経費
補助金額:補助対象経費の6分の1以内で上限額33万3,000円
※申請方法など、詳しくは、役場建設課へお問い合わせください。
■土砂災害などに対する安全確保の助成制度
○住宅・建築物土砂災害対策改修補助金
対象住宅:町内の土砂災害特別警戒区域内(レッドゾーン)にある安全性の確保されていない住宅および建築物について、土砂災害対策のため防護壁などを整備する場合、費用の一部を補助します。
助成金額:
・住宅(戸建)…最大150万円
・建築物(ホテル・旅館)…最大450万円
○がけ地近接等危険住宅移転事業費補助金
対象住宅:町内の土砂災害特別警戒区域内(レッドゾーン)などにある危険住宅の除却、または危険住宅を除却し、その危険住宅に代わる住宅の建設・購入に要する費用の一部を補助します。
助成金額:
・既存住宅の除却に要する経費…最大133万円
・移転先住宅の建設・購入に要する借入利子相当額…最大421万円
・建設・購入(購入後の改修含む)に要する経費…最大200万円
■耐震化診断・耐震化工事の助成制度
○簡易耐震診断推進事業
耐震診断技術者が、住宅を調査し、耐震性をチェックします。
対象住宅:昭和56年5月31日以前に着工した住宅
助成金額:診断費用の9割(木造戸建ての場合の自己負担額3,150円)
○住まいの耐震化事業
住宅の耐震改修工事費用の一部を助成します。
対象住宅:昭和56年5月31日以前に着工し、耐震診断で安全性が低いと判断された住宅で、兵庫県住宅再建共済制度に加入しているもの、または加入するもの。
助成金額:
・計画策定費補助(費用の3分の2以内で戸建20万円、その他共同住宅 12万円×戸数が上限)
・改修工事補助(戸建 最大100万円、その他共同住宅 40万円×戸数が上限)
・建替工事費補助(戸建 最大100万円、その他共同住宅 40万円×戸数が上限)
※申請方法など、詳しくは、役場建設課へお問い合わせください。
問い合わせ(申請)先:役場建設課
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