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香美町ならではの教育の挑戦

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兵庫県香美町

町教育委員会では「3つの町民運動」として「読書」「あいさつ」「体力づくり」を推進し、子どもたちがたくましく生きる力を町ぐるみで育むための運動に取り組んでいます。そのような中、読書活動では、香住区中央公民館、村岡区中央公民館、小代区地域連携センターの図書室を中心としたネットワークを形成し「町じゅう図書館」として、町民誰もが本とふれあい、読書ができる環境づくりを行っています。

■町じゅう図書館活動
香住区中央公民館、村岡区中央公民館、小代区地域連携センターの図書室や各地区公民館の図書コーナー間の町内のネットワークだけではなく、因幡・但馬麒麟のまち連携中枢都市圏の公共図書室の相互利用事業など、町外ネットワークを活用し、図書貸出サービスの質の向上を図っています。

○移動図書館車
公民館から遠くにお住いの人や、来館することが困難な人などにも、本を身近に感じてもらい、読書の機会を提供できるよう、移動図書館車「やまなみ」と「メルヘン」の巡回を行っています。今年度から、村岡区内を巡回する「やまなみ」が、香住区内でも巡回し、小代区内を巡回する「メルヘン」が、新しく黄色の図書館車に変わり運行しています。

○本わか文庫
学年に応じたおすすめの本約40冊を、小学校は2カ月に一回、中学校は3カ月に一回入れ替えを行い、巡回しています。

○図書貸出情報WEBシステム
今年度からインターネット環境で、いつでもどこでも蔵書検索や貸出予約ができるシステムを導入し、より本が借りやすくなるよう、サービスの向上に取り組んでいます。

■乳幼児から本に触れる機会づくり
「出会いづくり」「環境づくり」「習慣づくり」の3つの観点から家庭、地域、学校、教育委員会が連携し、乳幼児から生涯にわたって本に親しむ機会を提供しています。
読み聞かせなどにより、乳幼児期から大人と一緒になって本に親しむ習慣づくりや、おすすめ本を紹介したりすることで、子どもの発達段階に応じて、子ども自身が読書の楽しさを知る出会いづくりを行っています。
町域が広く、公共交通機関が少ない本町においては、町じゅう図書館活動を通して町全体で読書活動を推進することが必要であると考えています。また、ICTを活用した利用者の利便性を図り、いつでもどこでも本を身近に感じることができる環境づくりを図っていきます。

問い合わせ先:町教育委員会生涯学習課

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