■心豊かな人間性を養うために
▽教育行政の推進
第2次教育大綱の4年度目を迎え、町長と教育委員会が協議・調整をする総合教育会議などを通じて、新たな時代の変化に対応した本町にあった教育施策を推進します。
■豊かな暮らしを生み出すために
▽農業
経営所得安定対策制度や国が全額補助している農業次世代人材投資事業の活用により、農家所得の安定と青年就農者への支援を続けていきます。
▽軽種馬産業
国や道、関係機関における事業の活用などにより、生産農家の経営安定と向上に努めます。
▽夏秋採りイチゴ栽培
地域に即した栽培マニュアルを活用する中で、優良な産品の維持と生産性の向上を図るための支援を続けていきます。
▽稲作
特別栽培米「アポイ米」の地場産での消費拡大に向けた取組としてスクールランチでの活用などを促進します。
▽畜産業
優良肉用繁殖素牛貸付事業や自家保留による繁殖雌牛の奨励事業により支援していきます。
▽林業
森林整備計画に基づく造林や保育、間伐などの森林施業を実施し、豊かな森づくりに取り組みます。また、昨年の大雨で被災したオロマップ線の林道災害復旧工事の実施及び令和9年度完成を予定している浜平宇幹線の林道整備を引き続き進めます。
▽エゾシカ対策
高齢化が進むハンター及び担い手対策として、ハンター免許取得助成を継続し、担い手の確保に努めます。
▽水産業
赤潮対策緊急支援事業による支援を継続し、例年実施している沿岸漁場の保全事業や雑海藻駆除事業、増殖事業などへの支援を継続して実施します。また、日高中央漁業協同組合が3カ年で様似漁港内に整備を計画している、製氷冷蔵施設整備事業に対して支援を図っていきます。
▽商工業
物価高騰などで非常に厳しい状況の中、事業者が安心して経営ができるよう、関係機関と連携し対応を進めるとともに、商工業活性化のために活動する地域おこし協力隊を募集するほか、ふるさと納税を通じた特産品などの販売をより強く推進していきます。
▽観光
現在、定期的に開催しているワークショップで新たなプログラム・イベント作りを進めています。また、旧様似駅周辺の整備方針の検討と併せて、町全体として来訪者が滞在・周遊できる施策の検討を進めます。
▽イベント
コロナ禍による行動制限が終わり、通常開催できてはいますが、まちを取り巻く情勢の変化に合わせたイベントの開催を検討し実施していきます。
▽交流促進施設「アポイ山荘」
町民の健康・福祉、地域間交流の場として、指定管理者と協力し適切な管理運営を支援し、次期指定管理者の公募や選考の準備を進めます。
■発展の基盤づくりのために
▽町道の維持管理
舗装補修や道路排水施設整備など4路線の整備を実施するほか、きりふね橋補修工事を行います。また、災害時の主要道路通行止めに備え、国や道、近隣町と連携を図り、避難・代替え道路の確保に努めます。
▽公共交通等の確保
引き続き「日高地域広域公共交通確保対策協議会」に参画し、持続可能な公共交通の確保に努め、町内路線バスの維持を図りながら、本町に適した交通サービスの検討を進めます。
▽土地利用の推進
旧様似駅周辺エリア等の活用は、新たに検討委員会を設置し、昨年度作成したイメージ図をもとに考え方や方向性を検討していきます。
▽公共施設の有効活用
公共施設の個別管理計画を策定し有効活用を図るとしていますが、地域の集会施設について、今後のあり方を検討するとともに、用途廃止としている集会施設は地域との話し合いを行う中で、方向性を決定していきます。
▽移住・交流の促進
「関係人口」を創出していくきっかけづくりとして、SNSやふるさと納税などを活用した情報発信を行うとともに移住体験住宅事業に加え、リモートワーク・ワーケーションのモニター事業を実施します。
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