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第12回 ゼロカーボン せたな

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北海道せたな町

■檜山沖洋上風力発電第1回法定協議会
令和5年12月18日(月)、江差町のホテルニューえさしにおいて、檜山沖での洋上風力発電について協議する「第1回法定協議会」が開催されました。
協議会は、江差町、上ノ国町、せたな町、八雲町の4町と国、道、漁業関係者、海上運送業者、通信業者、学識経験者で構成し、近隣自治体等をオブザーバとして設置され、檜山沖洋上風力発電事業の実施に向けた課題の洗い出しやその解決方法についての協議を行う場であり、各町や漁業関係者等から、次のような意見が出されました。

○各町からの主な意見や要望
・ふるさと納税等による財政支援
・公共施設等への電力の供給
・水素や蓄電池を活用したバス車両等の提供
・事業者の新たな現地事務所の設置や脱炭素関連企業の地域への進出による新たな雇用と産業の創出
・洋上風力発電事業の取組における地域企業の活用
・国や事業者による一次産業の振興
・檜山地域の港湾整備と活用の推進
・建設された洋上風力発電施設等の固定資産税の境界を明確化、近隣地域との調整の実施
・トラウトサーモンやアワビの養殖の推進等

○漁業関係者からの主な意見や要望
・洋上風力発電事業の実施ありきでは話を進めずに十分な議論を尽くしてほしい
・漁業振興や老朽化施設の整備、販路拡大や漁業者の経営安定等

○他関係事業者からの主な意見や要望
・離島航路として事業推進に係る調整をお願いしたい
・海底ケーブルへの配慮が必要 等

○学識経験者からの主な意見
・洋上風力をやって良かったと思える事業とするため、漁業との協調や広域における合意形成が必要
・建設に伴う港湾の位置づけや交通の面の整備、経済発展や環境学習の場としての活用も検討していく

○これらの意見を受け事務局から主に次のような発言がありました。
・漁業との共存共栄策が大原則であり、漁業者からの理解を得るために丁寧に進めていきたい。
・地元との共存共栄策、電力の地産地消、協議会内に分科会の設置、漁業影響に伴う先行事例などにつゼロカーボンせたないて検討を進めていく。等
第1回法定協議会については、協議会の様子をYouTubeで公開しているほか、各種資料等もHP上で公開されております。

■第2回せたな町ゼロカーボン推進協議会
令和5年12月19日(火)、ふれあいプラザにおいて、第2回せたな町ゼロカーボン推進協議会が開催され、昨年11月に公表したせたな町地球温化対策実行計画や町内の家庭用太陽光発電設置の事例等について紹介しました。
詳細につきましては、せたな町HPで公開しておりますので、是非ご覧ください。

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