◆大人も子どもも笑顔あふれる 第63回北海道人形劇フェスinニセコ
後志では約60年ぶりの人形劇フェスティバルが、今年はニセコ町で開催されました。主催はニセコ実行委員会(共催…NPO法人北海道人形劇協会)です。このイベントは、昭和34年(1959年)に旭川市で全国初の人形劇フェスティバルとして開催されて以来、道内各地で毎年、開催地域に合わせた形で続けられてきました。
今年は9月30日~10月1日の2日間にわたり、町民センターを会場に、「あそぶっく人形劇団」をはじめ、道内各地や香川県、大阪府のプロ、アマチュアの計19劇団が人形浄瑠璃、パネルシアター、人形芝居、手遊び、腹話術などを発表しました。子どもたちは、目の前で繰り広げられる迫力ある人形の動きなどを楽しみました。
◆ぜいたくな秋のひととき 芸術の秋コンサート
9月23日に、町民センターでニセコリゾート観光協会主催の「芸術の秋コンサート」が開催されました。
昨年度に引き続き、国内外で活躍する小編成プロオーケストラ「Minichestra(ミニケストラ)」のみなさんが、アニメや映画音楽などを演奏しました。各自が演奏する楽器やニセコでの思い出の紹介もあり、楽しいコンサートとなりました。
◆秋の始まりを感じながら駆け抜ける 第41回ニセコマラソンフェスティバル
4年ぶりとなるニセコマラソンフェスティバル(実行委員会主催)が9月17日に行われ、全国各地から集まった選手がニセコの秋景色の中を駆け抜けました。今年のエントリー数は、1,553人です。
残暑が残る曇り空の中、選手はハーフ、10km、3km、ファンランの種目ごとに会場の陸上競技場をスタート。選手のみなさんは有島記念館やニセコ大橋、オレンジ色のかぼちゃが飾られた綺羅街道を走りました。
高低差のあるハードなコースもありましたが、ロードペインティングによる応援メッセージや沿道の声援を受けながら、選手たちは一生懸命にゴールを目指しました。
◆小中学校にエアコン設置を 小学生が町長に要望
10月5日、ニセコ小6年生の神明愛梨(しんめい あいり)さん、神谷宙来(かみや そら)さん、佐藤碧乃(さとう あおの)さんの3人が町役場を訪れ、片山町長に小中学校へのエアコンの設置を要望しました。3人は先生や親に言われたわけではなく、自分たちで考え、役場を訪問して町長とのアポイントをとり、エアコン設置の必要性について、気温の変化や財源などを示して、町長の前でプレゼンをしました。
町では、小中学校だけでなく幼児センターから高校までエアコン設置を進めるため、現在費用や工事内容を調査しています。
◆今年のテーマは再開(リスタート) ニセコ中学校文化祭
9月30日にニセコ中学校で文化祭が行われました。コロナ禍が明け、今回の文化祭で全校生徒の思い出を再び花開かせようという思いを込めて、テーマは「再開(リスタート)」です。
廊下には「再開(リスタート)」を表現したプラカードや美術部の作品が展示され、体育館では各学年のステージ発表、合唱コンクールがありました。午後は音楽部や生徒が撮影・編集・作成したスライドによる学級PRの発表があり、生徒だけでなく保護者や地域のみなさんも中学生の作品や発表を楽しみました。
◆木で遊び森に思いをめぐらす ニセコウッドパーク
9月24日に、NISEKO WOODPARK(主催…実行委員会)がニセコアンヌプリ国際スキー場駐車場で開催されました。
さわやかな秋晴れの下、薪割り、森のスタンプラリー、木のおもちゃ、木のスケートボードパークなどの体験コーナー、森の音楽会、チェーンソーアートなどのライブパフォーマンスを多くの人が楽しみました。
隣接会場では、自転車で未舗装の道などを走るニセコグラベルフェスティバルも行われ、飲食やアウトドアブランドのブースもにぎわっていました。
◆まちをきれいに 秋のクリーン作戦
町民のみなさんや各種団体の協力のもと、幹線道路のゴミを拾う「クリーン作戦」を10月3日に行いました。クリーン作戦は春にも行いましたが、道路にはたばこの吸い殻や空き缶、ペットボトルなど、さまざまなゴミが捨てられていました。
クリーン作戦は、ゴミ拾いを通して、参加者同士の交流にもつながるよい機会となりました。
◆タクシー不足解消に向けて 「ニセコモデル」連携協定締結
10月3日、札幌市内で北海道ハイヤー協会・倶知安町・ニセコ町・GO株式会社が、タクシー不足解消に向けた実証試験「ニセコモデル」の連携協定を結びました。
この連携協定により、今冬北海道ハイヤー協会から、ニセコ地域(倶知安町・ニセコ町)に、札幌などからタクシー10台乗務員25人の派遣を目指します。
◆よろしくお願いします 新しい教育委員の就任
令和5年10月1日付けで千葉つむぎさん(字豊里)が教育委員に就任されました。
教育委員はニセコ町の教育に対し、地域の抱える課題を捉え、町民や保護者が期待する教育について意見を出します。現在、教育委員は4人おり、教育委員会では、町民の意見を積極的に取り入れ、教育政策に反映していきます。
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