町では、社会文化の興隆や町の発展に寄与し、功績のあった方々の栄誉をたたえるため、名誉町民の称号を設けています。
町名誉町民審議会を経て、10月6日に行われた町議会臨時会で、前町長の向山富夫さんが上富良野町10人目の名誉町民に決定され、11月3日に名誉町民称号授与式が社教センターで挙行されました。
◆主な功績
・産業振興の推進
農業分野では、クリーン農業や基盤整備事業などの諸施策を推進し、商工業分野では活力ある商工業の振興を図るため、商工会と連携を密にし、新規開業・特産品開発支援事業や担い手サポート支援事業などに取り組みました。
・安全安心な教育の推進
平成26年7月上富良野小学校校舎の建設、上富良野中学校校舎改修のほか、道立上富良野高等学校の就学奨励金や通学交通費の助成、資格取得検定の補助などの継続により地元高校の存続に貢献しました。
・防災、行財政運営などの推進
平成31年に第6次上富良野町総合計画を策定のほか、行政経営の安定化・効率化や広域行政の推進による新たな行政運営システムの構築、情報公開やさまざまな町民活動の担い手づくりを進め、協働のまちづくりによる持続可能な地方自治をめざして諸施策を行いました。平成26年3月に十勝岳噴火などの災害から町民の生命と財産を守る地域防災計画を改定し総合防災訓練などで検証を行い、十勝岳火山噴火災害に備えました。地域住民が自らの地域を自らで守るための自主防災組織の充実を図るとともに、継続的な防災啓発や総合防災訓練などを通じて、地域防災力の強化を図りました。
◆向山富夫さん略歴
昭和23年1月29日上富良野町に生まれる。農業に従事し、平成8年から土地改良区理事を務め、地域農業の発展に尽力されるとともに、時を重ねて、平成11年から町議会議員を9年務めた。平成20年から3期12年にわたり上富良野町長として、わが町の礎づくりに尽力された。
◆歴代名誉町民のご紹介(敬称略)
歴代名誉町民肖像画は、役場1階町民ホールに設置しています。
向山さんの肖像画は、12月上旬に設置する予定です。役場にお立ち寄りの際には、ぜひご覧ください
各名誉町民の氏名については本紙2ページをご覧ください
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