気温が徐々に低くなり、これから冬の季節に入ろうとしています。冬に起こりやすい事故に注意し、ケガのない日々を過ごしましょう。
◆転倒事故
雪の降り始める時期は、雪が解けることがしばしばあります。そのため夜中や朝方の気温の低い時間帯に路面が凍り、滑りやすい道が出来やすく、転倒のリスクが高いです。
・頭を打ってしまった場合は、頭の中で出血を起こしている場合があるため、急に意識を失ったり、呂れつがまわらなくなったりしたらすぐに119番通報する
・転倒時に出血をしてしまった場合は、清潔なハンカチやタオルを傷口に当てて、その上から手のひらで強く圧迫する
◆入浴関連事故
身体が冷えている状態から急に暖かいお風呂へ浸かると急激な温度変化によって、血圧が大きく変動し、立ちくらみやめまいを引き起こすことがあります。症状が重くなると、入浴中に意識を失う可能性があります。
・浴室、脱衣所を暖める
・浴槽から急に立ち上がらないようにする
・入浴中の居眠りを防ぐため、長時間の入浴を控える
◆窒息事故
年末年始は、餅などによる窒息事故が多くなりますので気を付けましょう。
・食べ物を細かく刻む、少量ずつ口に入れる、よく噛んで食べる、食べながら話さないようにする
・乳幼児や高齢者と食事をするときは、食事の様子を見守る
・万が一喉に物が詰まってしまった場合、咳ができるときは続けて咳をさせる
◆いざという時のために
消防署では、心肺蘇生法やAEDの操作方法、止血法、異物除去法などの講習を行っています。いざという時のために、救命講習を受講しましょう。
問合せ:上富良野消防署
【電話】45-2119
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