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自治体の皆さまへ

令和6年度 町政執行方針(1)

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北海道上富良野町

◆暮らし輝き交流あふれる 四季彩のまち・かみふらのをめざして
地方税収など自主財源の大きな伸びが見込めないなかで、全収入の約4分の3が依存財源という、柔軟性の乏しい財政構造となっています。
過去の地方債の償還完了に伴い償還費はピークを過ぎ減少している一方で、人口減少社会を見据え自立した地域を維持するための地域振興、少子高齢化、子育てや介護など幅広い社会福祉環境の整備をはじめ、多発する自然災害に対する応急・恒久的防災対策、老朽化が進む社会資本の長寿命化など、さまざまな行政課題に対応するための継続的な財政需要が想定されています。
さらに、町立病院の建て替えをはじめとした公共施設の改修なども予定され、中長期的な見通しに基づき、活力あるまちづくりと自治体経営の安定化との両立を図っていかなければならないと認識しています。
財政的に依然として厳しい状況ではありますが、町民の皆さまが「かみふらの」に愛着を持ち、夢と希望に満ちたまちづくりを進めていくことが何よりも大切であると受け止めています。第6次上富良野町総合計画に掲げている将来像を基本に、これからを見据えたまちづくり、「活力あるまちづくり魅力あるまちづくり持続可能なまちづくり」を念頭に課題への対応、事業実施において緊急性や優先性などを十分考慮し、今後見込まれる財政需要に対する財源確保の状況を見極めながら、予算編成を行いました。

・ここに掲載しているのは抜粋です。全文は町ホームページでご覧ください
・令和6年度町政執行方針全文はこちらから(本紙QRコードをご覧ください)

◆5つの町政運営基本方針
◇きれいで安全・安心な生活環境のまち
施設・設備の老朽化が進む葬斎場は、中富良野町西山火葬場の共同利用を令和8年度開始を目途に取り組みます。
令和11年度に満量が見込まれる最終処分場の延命を図るため、埋立て容量の拡張に着手します。
中富良野町と一般廃棄物の共同処理をすすめ、両町の収集ごみを相互の施設で処理を行うことで両町の最終処分場の延命化を図ります。

[新規]
・島津公園整備(幼児用2連ブランコ設置ほか)
・富良野広域連合負担(救急車更新)

◇みんなが元気になる健康・福祉のまち
子どもの医療費無償化は、高等学校を終了するまで(18歳に達する日以後の最初の3月31日まで)の子どもまで対象を拡大します。
「こども計画(第3期子ども・子育て支援事業計画、子ども貧困対策計画、子ども・若者計画、次世代育成支援行動計画を含む)」を策定します。
新しくできた「こどもセンター」には、保健福祉総合センターかみんより移転した保健福祉課子育て支援班と子育て支援拠点事業、発達支援事業を実施する保健福祉課こども未来班を配置し、誰もが気軽に利用でき、相談・支援の窓口としてワンストップ化を行います。

[新規]
・こどもセンター外構整備、東児童館解体工事

[拡充]
・子ども医療費給付費(高校生まで)

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