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保健だより [今月のテーマ] 特定健診・特定保健指導

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北海道中川町

40〜74歳の方を対象としている『特定健診・特定保健指導』は、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、各医療保険者により実施されています。
特定健診は、内臓脂肪の蓄積から引き起こされる生活習慣病(メタボリックシンドローム)に関する検査を総合的に受けることのできる健診です。
自らの健康管理に役立てていきましょう。

■特定健診はどこで受ける?
各医療保険者により実施されているため、働いている方の殆どは、労働安全衛生法に基づく職場健診により『特定健診』を受診されています。
また、被扶養者の方も受診できるように、加入されている医療保険者より「特定健診受診券」が発行されており、その受診券をお持ちの方は、町の集団健診でも受診できます。
年に1回の『特定健診』は必ず受診しましょう!
※中川町国保の方については、特定健診の実施機関が限られるため、受診券については町で保管して、受診の際に発行しております。
まだ、お申込みされていない方は保健師にお申込みください。

■特定健診のメリットは?
特定健診を継続的に受診することによるメリットは下記の通りです。
・自らの生活習慣病のリスク保有状況がわかる
・リスクを放置するとどうなるのかを予測できる
・そのリスクにどの生活習慣が影響しているのか考えることができる
・生活習慣の改善方法を選択していける
特定健診の目的は、自覚症状のないまま進行していく生活習慣病等から引き起こされる、予防可能な脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な疾患を予防することです。
自分の健康状態を知る機会を大切にしましょう。
また、特定健診は各々の受診率が高くなるほど、その地域や職場での健康課題が明確になり、適切な健康づくりにつなげていくことができます。
中川町国保では令和4年度63・2%と、多くの方に受診いただいています。
現在は、肥満・糖尿病の課題となっており、その予防に取り組んでいます。
※「脳梗塞」「心筋梗塞」の「梗」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

■受けた後が大切です!
健診結果については、健診機関により異なりますが、約2週間から1か月後位にお手元に届けられます。
健診結果をみて、自らのリスクの状況やこれまでとの変化をみていきましょう。
基準値との差や何らかの所見のある場合には、その状態や経過など生活習慣との関連を振り返りながら、要因を考えていくことが改善への道筋になります。
保健師や管理栄養士もお手伝いしますので、お気軽にご相談ください。

◇健康相談日時・場所
・毎週火曜日午後1〜4時
・保健センター(健康推進係【電話】7・2813)
※事前にご連絡いただいた場合、相談日時の調整は可能です。当日は健診結果をお持ちください。

また、治療中の方は、健診結果も治療に役立てていくために、かかりつけ医と共有していくことをお勧めいたします。

■今年度からの特定保健指導
特定健診結果で予防可能なリスクの重なりが認められる場合には、『特定保健指導』の対象になります。
保健師・栄養士のサポートを受けやすくなりますので活用していきましょう。
今年度から、特定保健指導では、3か月後に向けて体重マイナス2kg・腹囲マイナス2cmを目標に取り組んでいくことになります。(※数値目標は個々人により異なる場合もあります。)
生活習慣病の予防は、毎日の積み重ねです。
目標に向かって無理せず、続けていくことが大切です。

問い合わせ先:健康推進係 保健師
【電話】7-2813

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