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自治体の皆さまへ

保健師さんの健康宅配便 File No.324

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北海道中頓別町

今月の担当は布施保健師

前回号では健康なかとんべつ21について紹介しました。みなさん、迷路はご覧になりましたか?迷路のスタートには「自分の健康気にしてる?」とあります。みなさんはいかがでしょうか?食事や運動など意識している方もいると思います。そんな自分のいまの身体の状態を知ることができる機会が「健診」です。今年度になって職員健診や町の健診を受けられましたか?中頓別町では、4月(農協組合員のみ)、5月、9月に集団健診、10月から個別検診を国保病院で受けられます。
下の表は中頓別町の特定健診の検査項目です。眼底検査では、脳の血管と関係が深い目の奥(網膜)の血管の状態をみます。動脈硬化や糖尿病性網膜症、緑内障、白内障、加齢黄斑変性症といった疾患の早期発見ができます。
HbA1cは糖尿病に関する血液の検査で、過去1,2か月の平均血糖値を反映します。隠れ糖尿病の早期発見ができます。HbA1c5.6%以上の高血糖状態が続くと、血管を徐々に傷つけ動脈硬化を進行させます。脳血管の動脈硬化は、認知症の原因となるため、糖尿病と認知症は深く関連しているといわれています。
eGFRは腎臓の働きをみています。60未満になると、腎機能低下と言われる状態です。腎臓を悪くさせる原因の中で糖尿病が増えています。血糖値を適正に維持することで腎臓を守ることができます。

◆特定健診のお知らせ
中頓別町国民健康保険病院で特定健診を受けられます!
10月~3月(水曜・金曜)8時15分~
「特定健診を受けたい」と病院へご連絡ください。

◆わたしの健康なかとんべつ
菊地 幸男

いわき市から中頓別町へ移住し、牛飼いに。毎日汗だらけで仕事して生きている張り合いがないと、牛飼をしながら油絵を始めた。色鉛筆画を始めたきっかけは、牛飼いをやめてから、愛車で日本一周の旅に出たとき、訪れた町の風景をハガキに書いて家族へ送ったこと。色鉛筆画を始めて約6年、現在176枚目。目標は500枚描くこと!兄と絵手紙で文通するのも楽しみの一つ。散歩と自転車が朝の日課。さらに腹筋ローラーを50回×2セット。冬は、自作の1kmコースをスノーシューで歩く。昨冬、雪のキャンバスに大きな向日葵を描いた。やるならとことん!
好きなこと、やりたいことに積極的に取り組んでいる。草取りや除雪は自分がオリンピック選手になった気分で!「どうせやるなら前向きに!」をモットーに日々の些細な出来事の中にも楽しみや幸せをみつけながら過ごしている。

▽菊地さんの言葉は周囲の人も前向きにしてくれます。旧上頓別バス待合室には中頓別町の懐かしの風景画が展示されています。森の小さな美術館、ぜひ一度立ち寄ってみてください☆彡
布施

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