今月の担当は山田保健師
『健康なかとん100(イチマルマル)-めざせ!すこやか100歳-いつまでも足腰元気でいたい』
中頓別町では第3次健康なかとんべつ21を策定するにあたって、ヒアリングやワークショップ、歩数調査などを行ってきました。歩数調査の結果では、64歳未満の方の歩数は国よりも少なく、65歳以上の方の歩数は国よりも多いという実態でした。皆様はいかがでしょうか。
◆中頓別町民の皆様の歩数調査の結果から
83人の方に協力いただいた、1日の平均歩数は6453歩でした。
適切な身体活動は、健やかな人生のために不可欠ですが、中頓別では働き盛りの男性が、高齢者よりも歩数が少ないという実態がわかりました。
「仕事が忙しくて運動する余裕がない」「1日パソコンに向かっていて立っている時間も少ない」などの声もよく聞かれます。
成人であれば表のように1日8000歩以上の身体活動と筋トレを組み合わせることが望ましいのですが、身体活動が不足の方は、座りっぱなしの時間が長くなりすぎないように注意することも大事です。めざせ健やか100歳、若いうちから筋力を保ち、いつまでも足腰元気でいたいですね。
◆個人差等を踏まえ、強度や量を調整し、可能なものから取り組む。今よりも少しでも身体を動かす。
運動時の安全対策を考える場合、普段からの健康管理が重要です。
ご自身の身体の状況を知り、定期的に健康診断を受け、必要に応じて慢性疾患の管理のために通院することや体重・体脂肪率・血圧・脈拍・体温などの自己管理をすることが重要です。
※健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023より
◆わたしの健康なかとんべつ
理学療法士 相田雄一
「ダイエット目的に減量したら30kg痩せて、フルマラソン走っていた!」
中頓別にきて、1年間。町職員として勤務するにあたり生活習慣病の改善を図るには自分からと思い運動を開始、その結果昨年は、まさかのフルマラソン完走していました。敏音知岳にも10回登山したことも含めて、健康チャレンジャーの報告会(仮想大会)で報告、その際には参加者の皆と一緒にラダーや縄跳びで体を動かし、楽しい時間も共有しました。
町民の皆さんは、敏音知岳への思いが強いこともわかりました。登山は体力が必要なため自信がない方とは、遊歩道のトレッキングやトレイルランニングなど交流しながら一緒に取り組めたらと思っています。
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