先月号に続き、幸福度の変化の分析内容についてお知らせします。
R2調査とR5調査の健康状態を比較すると、両調査とも約6割が「健康」と回答いただいたが、R2「健康」からR5「健康ではない」に変化した方は28人で全体の15.9%でした。
この健康状態の変化に、幸福度の変化の状況をみると、幸福度が低下した人は「健康⇒健康ではない」割合が30.0%と幸福度に変化がない人や上昇した人に比べ大幅に高く、R5調査の健康の割合は低くなっています。また、この変化した方を年代別に見ると50歳代がほかの年代よりも26.3%と比較的高い状況でした。
このことから、「幸福度の判断する項目(先月号に掲載)」を踏まえると、健康状態の変化が幸福度に作用することが伺えました。
健康状態について、R2調査と比較すると、「1.健康だと思う」の割合は6.6ポイント減少していました。健康だと思う理由では、「2.美味しく飲食できる」の割合が66.7%と最も高く、次いで、「1.心身の状況がよい」が36.8%、「3.十分な睡眠がとれる」が33.3%でした。
一方で、健康ではないと思う理由は、「5.運動不足」の割合が42.6%と最も高く、次いで、「1.心身の状況がよくない」が41.0%、「6.不安や悩みがある」が29.5%という集計結果でした。
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