◆第3次健康づくり伊達21 分野(4)【休養・こころの健康】
●ストレスとうまくつきあい、質の良い睡眠を心がけよう
こころの健康を保つためには「ストレス」に早めに気づき、対処したり、うまく付き合う生活習慣を身につけることが大切です。
▽ストレスに気づきましょう
ストレスは、日々の生活の中で出会うさまざまな刺激、変化などが要因になります。悲しいことや辛いことだけでなく、喜ばしいことでも、人生の節目になる大きな変化(進学や就職、昇進、出産など)は、ストレスになることもあります。
過度なストレスが続くと、精神的・身体的に深刻な影響を与えることがあります。心身の不調のサインは人それぞれ異なりますが、自分にとってのサインを知り、見逃さないようにしましょう。
↓
▽こころやからだに現れるさまざまなサイン
≪心理的な変化≫
・イライラする
・怒りっぽい
・不安感
・無気力
・集中力の低下 など
≪身体的な変化≫
・食欲低下
・頭痛
・動悸(どうき)
・めまい
・肩こり
・便秘や下痢 など
≪行動の変化≫
・深酒
・過食
・ケアレスミス
・遅刻が増える
・笑わなくなる など
▽しっかりと体を休めましょう
ストレスを完全に避けることはできません。
そのため、ストレスと上手に付き合う力を高めることが大切になり、「バランスの取れた食事」「適度な運動」「十分な睡眠」などの健康的な生活を送ることでその力は高められていきます。
日々のストレスをため込まず、疲れを早くとるために「十分な睡眠」が重要になります。
朝目覚めたときに、しっかりと休まった感覚(休養感)があることが大切です。
↓
▽休養感を高める質の良い睡眠のポイント
・寝室の環境(明るさ・音・温度)を調整する
・起きる時間や寝る時間を一定にして睡眠のリズムを整える
・寝る前にスマートフォンやタブレットを使用しない
・長時間の昼寝や寝だめをやめる
・就寝直前の飲食や飲酒は控える など
▽疲れたこころに気づいたら…
≪自分自身ができること≫
こころの疲れが限界を迎えてしまう前に、誰かに相談してみましょう。話すことで安心したり、自分だけでは考えられなかった問題点が見つかり、こころが軽くなることがあります。
相談相手は専門機関はもちろん、家族や友人など身近な方などで構いません。
≪身近な人ができること≫
こころの疲れは本人に自覚が無いことも多いため、周りの方の「気づき」も大切です。
まずは声を掛けて聞き役に徹し、最後まで本人の話を聞きましょう。
アドバイスや励ましをせずに、一緒に問題を解決する姿勢を示すことが大切です。
こころの健康に関する相談先など、詳しくは市ホームページをご覧ください。
問合せ:健康推進課地域保健係(保健センター)
【電話】82-3198
◆9月は世界アルツハイマー月間 ~もっと知ろう認知症のこと~
令和7年には65歳以上の5人に1人がかかると予測されている認知症。令和6年1月施行の「認知症基本法」では、認知症の方が尊厳を保ちつつ希望を持って暮らせるよう、国民の誰もが認知症を正しく理解することが大切とされています。皆さんも、認知症について考えてみませんか。
▽認知症カフェ「クオレカフェ」×市認知症サポーター養成講座
認知症になった方が住み慣れた場所で安心して暮らすために、私たちにできることを学びます。
日時:9月19日(木) 午後2時~4時
場所:介護付有料老人ホームチエロだて(舟岡町340-1)
内容;認知症の症状と原因、対応方法、本人や家族の思いなど
問合せ:介護付有料老人ホームチエロだて 可香(かが)さん
【電話】23-1181
・認知症サポーターとは・・・
認知症に関する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の方や家族に対してできる範囲での手助けをする方のことです。
▽図書館展示「みんなに身近な認知症」
認知症の方の作品のほか、認知症関連の書籍や市内の認知症関連の取り組みなどを分かりやすく展示します。
展示期間:9月6日(金)~22日(祝)
▽食育センターEスプーン
食育らんち「認知症予防のための食事」
パネル展示「食事で予防!認知症」
認知症予防に役立つ食材や家でも作れる、期間限定ランチを毎日30食程度限定で提供します。
パネル展示もぜひご覧ください。
期間:9月6日(金)~13日(金)
営業日:月~土曜日(日曜日、祝日は定休日)
時間:午前11時~午後3時
※ラストオーダーは午後2時30分まで
問合せ:高齢福祉課高齢者福祉係(市役所1階(5)番窓口)
【電話】82-3196
◆「親族後見人サポートデスク」を開設しました
市成年後見支援センターでは、親族後見人(親族の成年後見人や保佐人、補助人のこと)に就任している方や就任を予定している方を支援するための「親族後見人サポートデスク」を開設しました。
以下の相談などを無料で受けることができますので、お気軽にご利用ください。
▽対象者
(1)市にお住まいか住民票があり、親族後見人に就任している方(または就任を予定している方)
(2)市にお住まいか住民票がある親族の親族後見人に就任している方(または就任を予定している方)
▽相談内容
(1)親族後見人として業務を行う上での不安や課題
(2)家庭裁判所に提出する申立書や報告書類の内容
(3)個別の課題に応じた関係機関などとの連携
(4)その他、後見業務全般に関すること
相談先:市成年後見支援センター「親族後見人サポートデスク」(市社会福祉協議会内)
【電話】82-3038
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