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特集 倶知安町清掃センターで火災事故が発生 そのごみが危険につながる!?

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北海道倶知安町

■ごみ処理の作業中に火災事故が発生
倶知安町清掃センターで6月14日(金)、もやせないごみの破砕作業中に、受け入れたごみを投入する場所の近くから煙が上がっているのを作業員が確認。即作業を停止して初期消火を行ったものの、自力での消火ができず、消防車12台が出動する火災事故が発生しました。
今回の事故では、幸いにしてけが人はおらず、施設の損傷や機械の故障なども見受けられなかったため、翌15日(土)から、ごみの受け入れを再開することができましたが、一歩間違えると大事故につながる可能性もありました。
また、今回のような消防車が出動する事故にまでは至らないものの、火災や煙が発生する事故は、近年増加傾向にあります。
作業員の安全や私たちの生活を守るためにも、住民の皆さんには、正しいごみの分別について、これまで以上にご理解とご協力をお願いします。

▽増加する発煙事故
ごみ収集・処理作業中の発煙事故発生数(清掃センター・収集車)
R5:13件
R6:7件(6月末時点)

▽火災の原因になるもの
リチウムイオン電池などの「電池類」や穴の開いていない「カセットボンベ」

▽作業員の声
倶知安町清掃センター業務管理責任者 阿部広嗣(あべひろつぐ)さん
「電池類」などを誤って「もやせないごみ」の袋に入れてしまうと、ごみ収集や処理作業中に圧縮され、発火や爆発の原因になるので注意が必要です。
日頃から事故が起こらないように十分注意し、監視員を置くなどして危険物は取り除くように作業にあたっていますが、すべての危険物を手作業で取り除くのは難しいです。一つのごみが事故につながる可能性があるため、住民の皆さんには、ごみの適正処理や作業員の安全・安心を守るためにも、あらためて分別のご協力をお願いします。

■危険!その捨て方大丈夫?
ここでは、火災や爆発事故につながる可能性があるため、「もやせないごみ」の袋(黄色の袋)に入れてはいけないごみについて、正しい捨て方を紹介します。
うっかり間違えてしまわないように、あらためて一緒に確認していきましょう。

▽ごみ分別アプリさんあーるでもチェック!
捨て方がわからないときは住民環境課または清掃センターへご連絡ください

問合せ:
住民環境課【電話】56-8008
清掃センター【電話】22-5355

▽充電式小型家電
・電動ひげそり
・電子たばこ
・電動歯ブラシ
ほかにもゲーム機やブルートゥースイヤホン、デジタルカメラ、モバイルバッテリーなど
×電池を入れたままもやせないごみへ
〇電池を外してもやせないごみへ 外した電池は電池回収ボックスへ
電池・バッテリーを外せないものは「清掃センター」や「エコガレージ」、「住民環境課」へ直接お持ちください

▽パソコン・スマートフォン
〇清掃センターやエコガレージ、住民環境課へ直接持ち込む
×そのままもやせないごみへ
捨てるときは個人情報などのデータは削除しましょう

▽スプレー缶・カセットボンベ
カセットボンベ以外にも整髪料や制汗スプレー、殺虫剤なども該当
×穴を開けずにもやせないごみへ
〇必ず穴を開けてガスを抜ききってからもやせないごみへ
自分で穴を開けるのが難しい場合は「もやせないごみ」の袋に入れて「住民環境課」へ直接お持ちください

▽作業員の声
ごみ収集作業員 喜多勝彦(きたかつひこ)さん
ごみ袋の中にスプレー缶などが入っているときは、穴が開いているか必ず確認するようにしています。
最近は、スプレー缶に穴を開けることが浸透してきていると感じますが、スプレー缶やガラスなどの危険なものがごみ袋に入っているときは、フェルトペンなどで袋に大きく書いてもらえると収集するときに一目でわかるので助かります。

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