北広島の財政

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1万円未満は省略しています。「市民1人当たり(の金額)」は、それぞれの額を次の人口で割っています。
(令和5年3月31日現在の人口5万7166人)

◆令和4年度　一般会計の決算
◇歳入

◇歳出

主な使い道：
・ボールパーク構想に係るインフラ整備…30億5261万円
・新型コロナウイルス感染症等対策経費…19億2837万円
・大曲東小学校校舎大規模改造に係る経費…3億3252万円

◇財政は良好を維持
市の財政状況は、財政健全化判断比率で示されます。4つの指標のいずれかが早期健全化基準を超えた場合などは、財政健全化計画を立てなければなりません。財政再生基準を超えた場合は、国の監督下で財政を立て直すことになります。
公営企業の経営状況は、資金不足比率で示され、市の水道、下水道会計ともに資金不足なしとなっています。

財政健全化判断比率(数値が低いと良好)

◆令和4年度　特別会計の決算
特定の経費を一般のものと区別して処理する会計で、令和4年度は3つの特別会計で黒字になっています。国民健康保険と介護保険では、国の交付金などを精算し、今年度に返還する分を含んでいます。

◆令和4年度　企業会計の決算
使用料収入などにより、独立採算制で運営するための会計で、水道事業会計と下水道事業会計があります。
資本的収支の差し引き分は、損益勘定留保資金などで補てんしました。

収益的収支：事業を運営する収支
資本的収支：施設を整備するための収支
損益勘定留保資金：減価償却費など、現金支出せず内部に留保している資金

◆基金
・残高49億4,839万円
・市民1人当たり約8.7万円
家計で例えると、預貯金に当たります。
施設の整備資金など、将来予定している大型事業や、安定した財政運営のために積み立てています。
令和4年度は、財源不足に備えるための基金である財政調整基金などを積み立てました。

令和4年度決算額

◆市債
・残高404億3,219万円
・市民1人当たり約70.7万円
家計で例えると、住宅ローンなどに当たります。公共施設を整備するためなどに、市が借り入れる長期の借入金です。
令和4年度は、一般会計で新たに28億5,540万円を借り入れました。そのうち建設事業に関連する借入額は、前年度より2億6,400万円少ない25億4,970万円でした。

令和4年度末残高

◆令和5年度　予算の執行状況
予算の収入・支出状況(9月30日現在)

保育所などの整備、乳幼児健診の拡充などの子ども・子育て支援体制の充実や自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)、ゼロカーボンの推進などを重点施策として編成しました。

◇一般会計の補正額は、13億4,755万円
・プレミアム付商品券の発行・販売に要する経費
・マイナンバーカード普及促進に係る経費　など

◇特別会計の補正額は、1億4,324万円
・国民健康保険・介護保険…事業費確定に伴い前年度に交付された国庫支出金や道支出金の返還など
・後期高齢者医療…後期高齢者医療広域連合納付金

市税の収納状況(9月30日現在)

問い合わせ：財政課
【電話】372～3311(内線3653)