●プログラミングの全国大会で準優勝
須貝 蒼太(すがい・そうた)さん
札幌日大高校1年。南町在住。
小学5年生からプログラミングを始める。中学生のときにロボット部に入りプログラミングを学び、1月26日に東京で開催されたプログラミングコンテストの全国大会に出場し、準優勝した。
◆社会の役に立つプログラムを作りたい
◇全国大会で準優勝
1月26日に東京都で開催された第1回Uー16プログラミングコンテストCHaser(チェイサー)全国交流大会。この大会に須貝蒼太さんは出場し、準優勝した。CHaserとは、対戦型プラットフォーム上で一対一のプログラム同士の対決を行う競技だ。
◇プログラミングを始めたきっかけ
小学5年生の時に親に連れられラジコンカーを作る催しに参加した。コンピューターのプログラミングでラジコンカーを動かすことができ、面白いと思った。
中学生になり現在のロボット部で先輩に刺激を受け、いろいろなプログラムを作るようになった。プログラミングは独学で覚えた。「興味を持ったプログラムがどうやって作られているのか調べて自分で作っていくうちに、知識がついていきました」と話す。
◇プログラミングの魅力
プログラミングはDIYのようなものだと話す須貝さん。「自分が欲しい、作りたいと思ったものをパソコンで作れることが楽しい」のだそう。友達に自習場所の混雑状況が分かるアプリの開発を頼まれたこともあり「自分が作った物が誰かの役に立てた時にやりがいを感じます」と語ってくれた。
趣味はパソコンのゲームをすることだが、ゲームで遊ぶだけでなく、それがどのようなプログラムで動いているのかを考えることも楽しいそう。自身の作品制作の参考にすることもあると教えてくれた。
◇今後の抱負
今回参加したプログラミングコンテストには競技部門のほかに、コンピューターグラフィックスや自作のプログラム作品を評価する作品部門がある。須貝さんは今後この部門にも挑戦したいそう。将来はプログラマーやエンジニアなどプログラミングに関わる仕事に就くのが夢だと笑顔で話してくれた。
社会の役に立つプログラミングを作りたいという目標を持ち努力する須貝さんを応援したい。
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