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議会だより No.395 議会広報委員会(2)

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北海道北竜町

◆林議員
運転免許証返納後の通院について

◇林議員
バスの本数も減りバス時間と通院時間が合わないことに対してこれからの通院に不安を抱えている方がいる状況である。
ハイヤーの割引チケットでの助成を行うと聞いたが、いつから実施になるのか。

◇佐々木町長
タクシー助成については、町外の通院、買い物利用者に対しチケット交付し、タクシー料金の1/2以内を助成予定であるが、詳細は政策予算にて検討している。4月定例会にて上程し、可決後に5月に住民周知、運用開始を予定している。

◆沖野議員
町営バス北竜妹背牛線の運行について

◇沖野議員
令和6年4月1日より碧水市街から妹背牛駅までの区間が町営バスとして運行され、運行ダイヤは滝川方面行JRに合わせているので、妹背牛町の「わかち愛ひろば」前で深川行き7時の便は20分、北竜町行き16時の便は30分の待ち時間が必要となる。
深川方面の通学・通院の利用者が多い現状にあり、深川西高校・深川市立病院までの直通運行は出来ないのか理事者に伺う。

◇佐々木町長
町営バス北竜妹背牛線は、北竜町地域公共交通計画並びに地域内フィーダー系統確保維持計画に基づき運行を予定している。
バスや列車のそれぞれのジャストタイムに運行することは、現行のバス1台では困難であり、待ち時間を30分程度いただかなければならないものと考えている。
また、直接深川方面への運行は現行の国の補助システムでは、深滝線への接続に対しての補助や特別交付税措置がなされているが、重複区間の妹背牛深川間は自家用有償旅客運送での許可を取っているため運賃をいただきながら運行する許可が取得出来ず、無償運送となり運行経費が全額町単費となる。
また、運行している和ハイヤーは、乗合タクシーも運行しており、こちらの運行時間にも影響が出てくる状況となっているが、現行の運行方法がベストとは思ってなく、利用者の意見を伺いながら、皆さんが便利と思ってもらえる地域公共交通を目指し、本町の現状を国や道に訴え、制度改革などを申し入れていきたい。

◇沖野議員
発表された7時台のダイヤの接続では滝川方面の高校生は遅刻寸前と聞いたが、どう考えているか。

◇南波企画振興課長
高校に間に合うように至急調整をとる。

◇沖野議員
深川までの直通運転が可能になれば待ち時間解消にもなるため、早期実現をお願いしたい。

◇南波企画振興課長
実際に運行して不都合が出てきた場合、随時変更調整を行う予定。

◆寺垣議員
冬期間におけるインバウンドの可能性について

◇寺垣議員
昨今、円安と新型コロナ感染症の流行明けに伴う海外からの観光客の増加、特に春節休みを利用して日本各地への観光客を冬の北竜町に誘導出来る可能性があると思うが、理事者の考えを伺いたい。
「北海道は外国人が訪れてみたいベスト3」に入っており、北竜町はひまわりの町としてネームバリューがあるが、冬の間、この北竜町に外国の方々がおこしいただける可能性はどのくらいあるのか。

◇佐々木町長
ひまわりの里活性化協議会でも、ひまわりまつり以外に集客を見込めるものが必要であると論議を重ね、ひまわりまつりの期間を一か月程度延長することや年次を通して楽しめるものを鋭意模索しているところである。
現在、ゆきんこまつり、アイスキャンドルやプロジェクションマッピング、またはスカイランタンなど、地域おこし協力隊や商工会青年部が中心となり北竜町の冬のイベントを実施している。
誘客誘導として、早急なインバウンド観光を目的とした観光資源の開発やイベントを作り上げることはできないが、まず町民が楽しみ、その模様をFacebookやインスタグラムなどのSNSを活用しながら国内外に広く発信し、北竜町への来訪者及び応援して下さる方々を増やしていきたい。
また、町内企業からインバウンド支援要請があれば、関係機関などとも連携を図りながら取組が出来るよう検討してまいりたい。

◆佐藤議員
ひまわりの里の仮設展望台の設置について

◇佐藤議員
令和6年度のひまわりの里の仮設展望台はいつ、どのくらいの規模で設置予定か、また完成の時期はいつになるのか、理事者に伺いたい。

◇佐々木町長
ひまわりの里の仮設展望台については、道路や施設の適切な配置、場所により発生する人の流れなども考慮し、ひまわりの里整備基本計画の見直しにあわせて検討を進めている。
新たな展望台設置については令和6年度では本格的な工作物としての設置が難しい状況にあり、今年度予算では仮設展望台の設置を目途とし、予算額802千円、規格、構造は昨年同様の地上122cm、天板部分610×485cmで7月上旬に設置する予定であり、来園していただく方、町民の皆様に安心で安全な観光を楽しんでいただける設備になるよう検討していく。

◇佐藤議員
特に身体障がい者の方や車椅子の方が昇り降りできる展望台の設置が必要と思うので、来年度に向けて良い展望台ができることを期待する。

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