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議会だより No.396 議会広報委員会(3)

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北海道北竜町

◆木村議員
空き地、空き家対策について

◇木村議員
令和5年6月定例会において、空き地・空き家対策についての質問を行い、町長から「雪害等による倒壊被害を未然に防ぐために、国の空き家対策支援事業補助金を活用出来る仕組みが制定され、加えて補助の対象となる要件を満たせば町費の上乗せを検討中である」との答弁をいただいたが、その後の検討結果について、説明を願いたい。

◇佐々木町長
今年度より、国の空き家対策総合支援事業を活用し、本町においても、住宅除去費助成事業の実施を行うこととしており、本定例会に予算計上をしている。
国の補助事業活用が前提となっており、雪害による倒壊防止のための緊急的な措置とした場合は除去時期が秋冬に限定されること、住宅除去にかかる費用の全てが助成対象とはならず、上下水道設備や建物内残置物の廃棄、整地費用等は補助対象外となること、助成棟数も当初計画の4棟を想定している。助成額については、除去費の1/2以内で百万円を限度とし、国と町がそれぞれ1/2の負担となる。
今後のスケジュールとしては、国の交付決定後、6月に広報ホームページにて周知を行い、6月末までに所有者等からの申請受付、その後現地調査を行い、北竜町空き家等対策検討委員による委員会で検討を行い、倒壊の恐れが高い住宅を優先して選定を行い、申請者に対して通知を行う予定としている。

◇木村議員
交通安全対策や、防災、景観上等からも、取り壊しをして頂きたいと住民からも聞いている。特に、令和5年度は雪が多く、融雪期の暫くの間、片側通行の規制をしていた。
旧碧水市街、国道275号と町道交差点付近にある空き家の住宅が問題になっており、所有者の意向を充分に聞き、また近隣の方や、町内会長とも連携をして、取り壊しについて準備を進めて頂きたい。

◇佐々木町長
行政代執行もあるが、これには国からの助成金が無く、取り壊しのあと、5カ年にわたり、毎年請求する事になる。町として実行することは考えておらず、所有者の意向とその責任を充分に確認して、国の対策とを合わせて、進めて参りたい。

◆沖野議員
町営バス北竜妹背牛線の運行状況につい

◇沖野議員
3月定例会後、滝川方面への通学の問題解決のため第一便の増便が行われた。
深川方面への乗客数の多い第二便の待ち時間減少対策として、出発時間の調整はできないのか、また、7月から始まる「ひまわりまつり」の期間中は、観光客用のバス運行は考えているのか。

◇佐々木町長
2路線運行も検討したが、運転手不足の問題から中央バス深滝線とJR函館本線の両方面に1路線でアクセスが可能な妹背牛町に接続することが、現状では最善策と考えている。
第二便の待ち時間減少のための時間調整は、接続の早い時間に合わせるため、深滝線への接続は20分の待ち時間が発生している状態となっているが、深滝線とJR函館本線の接続に合わせた運行を行っている。
夏のひまわりの里や北竜温泉への観光客用のバス運行については、予約制になっている第三便の活用を産業課と協議していく。

◇沖野議員
新学期が始まり、利用者の意見など集約することが大事なので、柔軟に対応してほしい。
また夏の観光シーズンに高速バス「るもい号」が札幌7時20分発しかなく、集客するためにはJRからの接続として第三便の定期運行が望ましいと思う。

◇佐々木町長
町営バスの実態調査については雪の有無などのこともあり1年かけて利用者や保護者の意見を聞きたい。
ひまわりまつりの期間中の運行については、これから協議する。

◇沖野議員
美葉牛地区からの発着にしてはどうか。

◇佐々木町長
町営バス運行時に要望のあった美葉牛への延伸については今回の路線変更時に検討したが、乗合タクシーとの時間調整がとれず、碧水発着としているが、美葉牛発着となるよう協議を進める。

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