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令和5年度 全国体力・運動能力・運動習慣等調査の結果について

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北海道和寒町

和寒町教育委員会

令和5年度全国体力・運動能力・運動習慣等調査が、全国の小学校5年生と中学校2年生を対象に行われ、令和6年1月に調査結果が公表されました。この調査は、児童生徒の体力・運動能力や運動習慣の向上に関する学校や教育関係機関の取組の成果と課題を検証し、改善を図るために実施されているものです。
全国的な傾向としては、スポーツ庁から出された報告書によると、「体力合計点は、児童生徒、男女で様相に若干の違いはあるものの、令和4年度との比較では、全体として横ばい、向上傾向であったと言える。」、「基本的な生活習慣を見ると、朝食欠食やスクリーンタイム(テレビ、DVD、ゲーム、スマホ、PC等の視聴時間)の増加傾向は依然として進んでおり、この傾向が続けば、体力・運動能力の発達のみならず健康的な生活に多大なる影響を与えることになることが危惧される。」との見解が示されました。
和寒町の児童生徒の実技調査の結果については、小学校男子と中学校の男女の体力合計点が全国平均を上回りました。種目別では、「上体起こし」と「ボール投げ」において、小学校5年生男女・中学校2年生男女の4区分のうち3つの区分で全国平均を上回りました。一方、「長座体前屈」は、小・中学校男女ともに全国平均を下回っています。(下表)
*網掛けの数字は、全国平均を上回った種目です。

運動習慣、生活習慣等のアンケート調査では、保健体育の授業でのタブレットの活用状況を問う設問に、「いつも」、「だいたい」と回答した児童生徒の割合が小・中学校の男女ともに全国平均を上回りました。また、スポーツ少年団や地域のスポーツクラブ、運動系の部活動などに所属している児童生徒や、1週間の総運動時間の設問に「420分以上」と回答した児童生徒の割合が、小・中学校の男女ともに全国平均を上回っています。反面、「平日に学習以外でテレビ、DVD、ゲーム、スマホ、PC等を2時間以上利用している」と回答した児童生徒が全国平均を上回っており、メディアの利用時間が長い児童生徒が多いという傾向が見られました。なお、「朝食を毎日食べている」と回答した児童生徒の割合は、小学校と中学校男子は全国平均以上の割合でしたが、中学校女子は全国平均を下回っていました。
これらの結果を受け、和寒小学校・和寒中学校では、児童生徒の体力向上や生活習慣改善へ向けた取組を進めていきます。

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