■女性大会in白老町
9月7~8日に白老町中央公民館を会場に「第75回北海道女性大会・胆振管内女性大会」が開催され、大樹町女性団体連絡協議会の山田信子会長を含む6人が参加しました。
今大会は「お互いに認め合う地域づくり」をメインテーマとしており、アイヌ古式舞踊のアトラクションや、講演などが行われました。
講演は2つあり、1つ目は「多様化が尊重される共生社会の実現に向けて」と題して、公益財団法人アイヌ民族文化財団の村木副理事長が「先住民族は世界でもっとも不利な立場に置かれている。互いに尊重し合いながら共生する社会を実現しなければならない。」と話されていました。
2つ目の講演は「白老の暮らしと令和の子育て」と題して、認定保育園の山﨑代表が「子どもたちの成長には、自由で余白のある時間が大切。子育ては地域の方々にも応援してもらうことが大事。遊びや暮らしの中から人生や自然を見つめる時間が大切。」と話されていました。
今回の大会も、参加者にとって大変実りの多い大会となりました。
■名作のミュージカルを鑑賞
9月6日に生涯学習センターを会場に、大樹小学校芸術鑑賞事業として、劇団さっぽろによるミュージカル「あらしのよるに」を開催しました。
「あらしのよるに」は、人気シリーズの第1作目で、アニメや舞台にもなっている言わずと知れたベストセラー絵本です。あらすじは、ある嵐の夜に真っ暗な小屋の中で、お互いの姿が見えない状態でオオカミとヤギが出会い、仲良くなり、「食うもの」「食われるもの」という捕食関係に葛藤しながら友情を深めていく物語です。
捕食関係を人間同士の争いに置き換えて議論を交わしていく場面は、争いについて考えるきっかけを、劇団員の圧巻の演技と歌声は、感動を児童に与えてくれました。
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