■冬こそ危険!気を付けたい高血圧
冬は寒さの影響で血圧が大きく変動する季節です。朝目覚めて布団から出たときなど、急な寒さを感じると血圧が上がります。高血圧はサイレントキラーとも呼ばれているとおり自覚症状のない人が多く、健診で高血圧を指摘されても病院を受診しない人も多くいます。しかし、高血圧状態を放っておくと血管の壁に負担がかかり、心筋梗塞や脳梗塞などを招くことになります。
血圧が高い人は定期的にご家庭でも血圧を測定し、数値を確認しましょう。正常値内の方も毎年必ず健診を受けましょう。
■冬に血圧が上がりやすいのはなぜ?
(1)鍋物やおせちなど塩分の多い食事をよく食べる。
(2)発汗が少なく、塩分が排出される量が少ない。
(3)家から出ないことで運動量が減り、体重が増える。
(4)お正月、新年会とイベントが多く、いつもより多く食べる。
■高血圧にならないために気を付けること
(1)ヒートショックを防ぐためトイレや浴室を含め家を全体的に暖める。入浴時はぬるめの温度で入る。長風呂、飲酒後の入浴はしない。
(2)薬味や柑橘系の果汁、香辛料などを利用し、塩分量を控える。
(3)野菜やきのこを十分にとる。
(4)ウォーキングや家事などで、こまめに体を動かす。
(5)十分な睡眠をとる。
(6)ストレスをため込まないよう、自分なりのストレスコントロール術を身に付ける。
問合せ:保健センター
【電話】65-2131
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