■侮れないのは動脈硬化
動脈硬化とは、血管の内側が狭く、硬くなっている状態のことです。加齢や高血圧、高コレステロール、高血糖等が原因となります。
血圧や血糖が高いと血管の内側が傷つき、そこから血管壁の中にコレステロールが入り込みます。すると、「プラーク」という脂肪の塊ができ、血管の内側が狭くなります。脳や心臓、腎臓といった重要な臓器へ続く血管が狭くなると、血液が不足し、脳梗塞・心筋梗塞・腎不全といった命に関わる病気を引き起こします。動脈硬化は、自覚症状がないまま全身の血管で進行していくため、日頃から予防することが大切です。
◇動脈硬化を予防
(1)運動習慣を身につける
・有酸素運動
1日30分以上の運動がおすすめ無理せず、継続することが目標
・筋力トレーニング
・忙しいときには家事で体を動かす
(2)食習慣を改善する
・脂質の多い食事を避ける
・お菓子やジュースの頻度を減らす
・塩分をとりすぎない
・タンパク質や野菜、食物繊維を意識してとる
(3)禁煙する
・禁煙をする目的や理由を明確にする(子どもの健康を守るため等)
・どんな時に喫煙しているのか分析
・ガムやスルメを噛んで気をそらす
・医療の力を借りて禁煙する
「運動習慣をつけたい」「栄養バランスを知りたい」「禁煙をしたい」方は保健福祉課健康づくり係まで
問い合わせ:保健福祉課健康づくり係
【電話】65-2131
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