■知っていますか?自分の血糖値
糖尿病は、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が異常に高くなる病気です。健診や採血の結果にのっている「HbA1c」「空腹時血糖」で血糖が高いかを見ることができます。血糖が高い状態が続いていると、血管がダメージを受けて重篤な合併症につながってしまいます。
◆自分の血糖値を知って、早めの予防が大切です!
健診では、「HbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)が5.6%以上」「空腹時血糖が100mg/デシリットル以上」になると血糖値が少し高めのため、生活習慣の見直しが必要になります。自分の検査結果と比べてみてください。
また、「HbA1cが6.5%以上」「空腹時血糖が128mg/デシリットル以上」になると、糖尿病の可能性が考えられ、病院受診を勧められることがほとんどです。
◆糖尿病を予防するポイント
○食べる順番
野菜などを先に食べて、ごはんなどの炭水化物を後から食べることで血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。野菜をしっかり噛んでゆっくり食べることがポイントです。
○体重のコントロール
体重が増えることでお腹に内臓脂肪が付きやすくなります。内臓脂肪は、インスリンの効きを悪くしてしまうため、減量で内臓脂肪を減らすことも大切です。
○筋力トレーニング
筋肉量を増やすことで、体内の糖を取り込む効率が良くなり、血糖値の上昇を抑えてくれます。
○糖質制限ってどうなの?
厳しい糖質制限は心臓や腎臓などに負担をかける恐れがあります。間食やジュースなどの量を減らす、ご飯と麺など炭水化物の重ね食べをしないなどの見直しがオススメです。
○有酸素運動
ウォーキングなどの有酸素運動は、糖を効率良く取り込んでエネルギーに変換してくれます。そのため、血糖値の上昇を抑える効果があります。まずは今の生活にプラス10分で体を動かす時間をとることがおすすめです。
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問い合わせ:保健センター
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