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自治体の皆さまへ

奥尻消防署通信

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北海道奥尻町

■地震
皆さんのご自宅や職場では災害に備えた準備ができていますか?
日本は自然災害が発生しやすい国であり、特に地震大国と呼ばれています。東日本大震災や胆振東部地震、奥尻島では南西沖地震など、地震はいつどこでどのように発生するかわかりません。
つい最近では、令和6年1月1日に石川県能登半島にて最大震度7の大きな地震が発生し、多くの死者、負傷者が出ました。揺れは阪神・淡路大震災に匹敵するものであり、熊本地震より大きい規模の地震でした。
このような巨大地震や台風などの災害が発生した際には、自分自身や家族の尊い生命・財産を守るために、いつでも冷静に行動できるよう日頃から災害に備えるとともに、災害に対する知識や心得を身に着けておくことがとても大切です。
今回は地震に着目したポイントを紹介しますので、再確認してください。

◇地震に備えて命を守るポイント
1.家の中で地震が発生したら
・玄関や窓などを開けて、いつでも逃げられる出口を確保しましょう。
・丈夫な机やテーブルの下にもぐるなど、身の安全を確保しましょう。
・2階にいるときは慌てて階段を駆け下りないようにしましょう。

2.外で地震が発生したら
・窓ガラスや看板などの落下物に注意して、バックやかばんなどで頭を守り安全な場所に避難しましょう。
・ブロック塀や自動販売機などの倒れそうなものには近づかないようにしましょう。

3.火の始末
・グラッときたら火の始末
ガス器具やストーブの火を消しましょう。大きな揺れの時は火を消すことは困難です。揺れがおさまるのを待って消しましょう。また、津波注意報、警報が出た場合はすぐ避難しましょう。

○4.海の近くにいたら
・海岸で地震の揺れを感じたらすぐに高台に避難し、津波の情報を確認しましょう。
高台のない場所にいるときはできるだけ海から遠くへ避難しましょう。

○5.車や乗り物に乗っていたら
・車に乗っているときは道路の左側に寄せて車を停車させ、地震や津波情報を確認しましょう。避難する際は車から出て高台に避難しましょう。
・電車やバスに乗っているときは乗務員などの指示に従いましょう。

まずは落ち着いて、自分自身を守る行動をとりましょう!!

■融雪について
大雨や気温の上昇により積雪が解ける現象を「融雪(ゆうせつ)」といいます。
標高の高い地域を中心に雪の残る時期に雨が降ると、少ない雨でも雪解け水が加わるため低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水やなだれが発生します。
このような場合、気象台では融雪注意報を発表します。また、同時に大雨が予想されるとき、重大な災害に発展することがありますので注意・警戒が必要です。
また、雪解けが進むと積雪が滑り落ちやすくなります。なだれや屋根からの落雪にも注意が必要です。
被害を未然に防ぐために防災気象情報の確認と、災害への備えとして土砂災害や浸水害、洪水害の危険性が認められる場所を、町のハザードマップで確認しておきましょう。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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