■子どもたちの夏休みにおじゃましました!
◆いきいきラジオ体操
夏休みの風物詩といえば、ラジオ体操。7月25日~8月3日まで、妹背牛町総合体育館前で「いきいきラジオ体操」が行われました。
子どもたちは夏休み中も規則正しい生活を送ろうと、早起きをして友だちや家族と一緒にラジオ体操に参加。元気に体を動かした後、首から提げたカードに好きなキャラクターのシールを貼りました。
◆世代間交流事業
規則正しい生活には、健康的な食生活が欠かせません。
7月28日の世代間交流事業では、子どもと高齢者が収穫したばかりの新鮮な野菜を使い、この季節にぴったりの「夏野菜そうめん」を作りました。
社会福祉協議会と教育委員会の合同企画。町内の交流農園「すみっこファーム」で、ボランティアスタッフ7人が子ども6人にトマトやキュウリなどの収穫方法を教えました。
続いて保健センターに移動し、調理体験。野菜の切り方などを教えてもらった子どもたちは、色とりどりの野菜を盛りつけたそうめんの出来栄えに満足した表情を浮かべ、おいしそうに味わいました。
◆ぼくたちわたしたち体験隊
親元を離れて自然に親しむ「ぼくたちわたしたち体験隊」(愛称・ぼくわた)が8月6日~8日までの2泊3日の日程で行われました。小学生13人、中学生5人の計18人が深川市内のまあぶオートキャンプ場に宿泊しながら、集団生活の中で自立心や協調性を養いました。
初日は、子どもたちが協力してテントを組み立てた後、各班に分かれて夕食の準備を開始。自分たちで作ったカレーライスに舌鼓を打ちながら、楽しい食事の時間を過ごしました。
2日目は、工作体験。キャンプ場近くのネイパル深川に移動した子どもたちは、木の枝や松ぼっくりを使った表札、カッターで棒を削った「エコマイ箸」を作り、木のぬくもりに触れました。
◆のびのびスイミング
水泳教室「のびのびスイミング」が7月30日~8月1日まで、深川市温水プール「ア・エール」で開かれ、妹背牛小学校の1~6年生30人が泳ぎの練習を楽しみました。
泳力の向上や水に親しむことが目的。子どもたちは指導員に教えてもらいながら、プールサイドでバタ足の練習をしたり、ビート板を使って泳ぐ感覚を養いました。
◆もせっこ寺子屋
勉強も、夏休み中の子どもたちにとって大切な時間です。子どもたちに学習の機会を提供する「もせっこ寺子屋」が8月1日、わかち愛もせうしひろばで開かれ、中学生と大人が勉強に励みました。
真剣な表情で机に向かう中学1、2年生の女子生徒2人は、数学「文字と式」のプリントや夏休みの宿題に取り組みました。
分からない問題は、元教職員に数式を教えてもらいながら、計算問題に集中。休憩時間に間違い探しクイズでリラックスしていた、女子生徒たちは「家にいる時より勉強がはかどります」と話しました。
◆獅子舞・こがね太鼓
文化を継承する取り組みも、夏休み中の子どもたちが活躍する場面の一つです。
妹背牛に古くから伝わる獅子舞は、町指定の無形・有形文化財。子ども獅子舞には小学生8人が参加しています。
7月31日、子どもたちは保存会のメンバーに教えてもらいながら、刀を振って獅子をこらしめる天狗の動きを何度も練習し、踊りの完成度を高めました。
一方、町の祭事を盛り上げる「こがね太鼓」には、大人に混ざって小学4年生の女の子2人が迫力ある太鼓演奏に花を添えています。
2人は「リズムに乗って、上手に叩けたときが気持ち良いです」と、練習を楽しんでいます。
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