■アルツハイマー型認知症
アルツハイマー型認知症は、記憶を司る海馬を中心にアミロイドβという異常なたんぱく質などが溜まり、脳の神経細胞が減り脳が萎縮することで認知機能の低下が生じます。発症の初期には記憶障害が目立ち、症状が進行すると、時間や場所がわからなくなる見当識障害や判断力の障害、計画を立てて実行することが困難になる実行機能障害が生じます。
物事を忘れてしまったり、新しいことを覚えることは難しくなりますが、古い記憶は保たれる傾向があります。また、歩くことなど、日常生活に必要な運動機能も比較的長く保たれます。
地域の高齢者でいつもと様子が違っている方を見かけたり、気になる高齢者がいる場合は、地域包括支援センターまでご相談ください。相談の内容に応じて関係機関と連携しながら、地域で暮らす高齢者に、介護、福祉、健康、医療、権利擁護などのさまざまな面から総合的に支援を行います。
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【電話】39-2255
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