■地震発生後の行動について
いつ、どこで起こるかわからない地震による災害は、強い揺れに起因するもの、津波、火災の大きく3つに分けられます。
気象庁では、これらのうち地震による強い揺れが来ると予想されるときには「緊急地震速報」を、津波による災害の発生が予想されるときには「津波警報」を発表して被害の防止や軽減に努めています。
ただし、「緊急地震速報」を発表してから強い揺れが到達するまでの時間は、数秒から長くても数十秒程度と極めて短く、震源に近いところでは原理上速報が間に合いません。突然襲ってくる強い揺れから身を守るためには、家屋の補強や耐震化、家具の固定や転倒・落下防止対策、寝室や居間などの安全なスペースの確保など、防災対策が重要です。
また、「津波警報」は地震発生から約3分で発表されますが、震源が陸地に近い場合、津波の襲来に間に合わない可能性があります。海岸付近で大きな揺れや周期の長い揺れを感じたら、「津波警報」を待たずに素早く避難することが大切です。
そして、火災の初期対応は大きな揺れが収まってから行いましょう。大規模な地震が発生した場合には、火災が同時に多くの場所で発生する恐れもありますので、避難も想定して非常持出品を準備しておきましょう。実際に避難する場合にはブレーカーを落として通電火災対策も忘れないようにしましょう。
地震災害に対しては、気象庁の発表する防災気象情報の利活用だけでなく、平時のうちからの備えが重要です。お住まいの地域の地震の災害リスクを知っておくとともに、ハザードマップなどで周辺の状況や避難経路・場所を確認することに加え、家族や近隣の方々と連絡手段などを話し合っておきましょう。
○旭川地方気象台ホームページ
【URL】https://www.data.jma.go.jp/asahikawa/index.html
○小平町防災マップ
【URL】https://www.town.obira.hokkaido.jp/hotnews/detail/00002544.html
問合せ:旭川地方気象台
【電話】0166-32-7102
■「避難所運営訓練」実施!!
▼避難所運営ゲーム「Doはぐ」を使って避難所運営の知識を深めよう!!
今回の訓練は、日本海沿岸地域を中心とした町民の方を対象とした津波警報が発令された想定での「避難所運営訓練」を実施します。
日時:令和6年10月26日(土)9:00~12:00
場所:文化交流センター 多目的ホール
▼日程
9:10~ 防災講話
日本赤十字北海道看護大学 教授 根本昌宏氏
9:40~ 訓練
避難所運営ゲーム北海道版「Doはぐ」
展示物
・防災パネル
・防災マップ
・防災備蓄品
・段ボールベッド
・パーテーション 等
主催:小平町
協力:北海道総務部危機対策局危機対策課/留萌振興局地域創生部危機対策室
問合せ:企画振興課企画振興係
【電話】56-2111
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