4月に続き、9月14日午後2時ごろ、市のごみ処理施設〝いわみざわ環境クリーンプラザ(いわ☆ぴか)〟で消防が出動する火災が発生しました。幸いにも施設への被害はありませんでしたが、約3時間30分の間、ごみ処理を停止することになりました。火災の原因は、充電池が大型ごみに混入し、切断された際に発火したものと推測されます。
施設で火災が発生するとごみの処理ができなくなるため、ごみステーションから収集ができず、ごみの自己搬入も断わらなければなりません。また、火災によりごみ処理施設に被害が生じると、修理する費用が必要となります。
リチウムイオン電池などの充電池は、破損や変形により発熱・発火するため、適正に排出しないと大事故につながる恐れがあります。実際に全国のごみ処理施設で火災が多発しています。
いわ☆ぴかでも、月に1回程度小規模な発火が確認されており、その都度消火に当たっています。
■市が行っている事故防止策
◦ごみ処理施設に放水銃を設置しています
◦ごみステーションで充電池の分別収集をしています
◦燃やせないごみや大型ごみを処理機に投入する前に目視で確認し、充電池を取り外しています
■充電池は危険ごみ!
ごみ処理施設で対策をしても、事故を完全に防ぐことは困難です。一番効果があるのは、ごみを正しく分別することです。ごみを出す前に、分別が間違っていないか必ず確認してください。
▼充電池の出し方
◦電極部分を絶縁する(電極同士の接触による発火を防ぐ)
◦中身の見える透明または半透明の袋に入れ、月1回の危険ごみの収集日に出す
◦充電池以外の品目を入れない(スプレー缶やライターなどと別の袋で出す)
◦大きさが20センチメートルを超えるものはクリーンエコ(3西4)へ
■こんなところに使われています
・電動工具
・カメラ
・モバイルバッテリー
・電子たばこ
充電池を取り外すことが困難な場合は、そのまま危険ごみとして出してください
問合せ:廃棄物対策課
【電話】35-4395
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