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自治体の皆さまへ

〔特集〕共に生き ともに歩もう 認知症(2024年度世界アルツハイマーデー標語)(2)

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北海道岩見沢市

■認知症に関する市の取り組み
認知症になっても住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、支援体制づくりを進めています

▼認知症カフェの開設や運営を支援
認知症カフェは、認知症の方や家族、認知症に関心のある方や地域の方など、どなたでも気軽に集まれる場所です。認知症ケア経験のある専門職に気軽に相談したり、情報交換したりすることができます。
開催日時は変更になる場合があります。詳しくは毎月の広報いわみざわをご覧になるか、各認知症カフェにお問い合わせください。

▼アルツハイマーデー関連イベントの開催
○認知症サポーター養成講座
認知症の症状や行動、認知症の診断・治療・予防、認知症の人との接し方などを学びます
日時:9月19日(木)午後1時30分~3時
場所:市役所本庁
定員:30人(申込順)
申込先:9月17日(火)までに、岩見沢市地域包括支援センター(高齢介護課内)へ
【電話】25-4649

○映画上映会「ペコロスの母に会いに行く」
日時:9月21日(土)午後2時~4時
場所:市立図書館(春日町2)

○もの忘れ相談会
もの忘れや認知症のことで悩んでいませんか。認知症地域支援推進員に気軽にご相談ください
日時:9月20日(金)午前10時30分~午後0時30分
場所:市立図書館(春日町2)
・スーパーなど地域の身近な場所で開催しています

○市立図書館での展示
認知症に関する本やパンフレットを展示します
期間:9月21日(土)~10月6日(日)

▼認知症ケアパスの作成・周知
認知症が疑われる症状が発生した時から、その進行や状態に応じてどのような医療や介護サービスなどを利用できるのかを示したガイドブックです。市役所本庁や各地域包括支援センターなどで配布しているほか、市ホームページにも掲載しています。
ID:3695

▼認知症初期集中支援チーム
複数の専門職が認知症の初期段階で訪問活動などを行い、早期診断・早期対応につなげ、自立生活のサポートを行います。

▼認知症高齢者等SOSネットワーク
高齢者などが行方不明になった場合、警察署や消防署、公共交通機関などと連絡体制を組んで早期発見・保護し、適切な支援につなげています。また、あらかじめ行方不明になる恐れのある方の身体的特徴や連絡先を登録することもできます。
ID:9064

▼チームオレンジ
認知症の方の〝やりたいこと〟〝やってほしいこと〟と、認知症サポーターの〝できること〟をマッチングして地域で支援する仕組みです。
認知症サポーターステップアップ講座修了者で活動を希望する方を対象に、継続して学ぶ機会を提供し、具体的に活動できるよう〝チームオレンジ連絡会〟を月1回実施しています。
また、チームオレンジとして活動するサポーターが、認知症の方と共に本人ミーティングに参加し、家族がお互い情報交換しながらホッとできる場を提供するなど、体制づくりを進めています。

○3つの基本
・認知症サポーターステップアップ講座修了者と修了予定者のサポーターでチームが組まれている
・認知症の人もチームの一員として参加している
・認知症の人と家族の困り事を早期から継続した支援ができる

誰もが住み慣れた地域で、希望を持ち、自分らしく、当たり前に暮らし続けられる地域を目指していくためには、認知症の方が〝どう暮らしたいのか〟を聞きながら、共に活動を考えていくことが必要です。
認知症の方は何もできないわけではありません。本人の持つ力が周囲に理解され、共に活動できる、みんながお互いに支え合える。そんな地域を目指しています。そのためには地域の皆さんの理解と協力が必要です。まずは認知症を正しく理解することから始めませんか。

問合せ:岩見沢市地域包括支援センター(高齢介護課内)
【電話】25-4649

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