私たちの生活に欠かせない電気は、使用方法を誤ると火災につながってしまいます。令和5年に全国で発生した住宅火災のうち、約13%が電気機器・配線器具からの出火です。
電気や電気機器などの使用方法を十分に理解し、火災を未然に防ぎましょう。
■主な電気火災の原因
◇短絡(ショート)
電気コードの劣化や傷が付いて剥き出しになった導線同士の接触により、短絡(ショート)を起こして出火する恐れがあります。
長年使用している電気コードなどは交換するようにしましょう。また、電気コードの上に物を置かないなど、電気コードを傷付けないように使用しましょう。
◇トラッキング現象※
プラグをコンセントに差し込んだままにしておくと、ほこりや湿気が溜まってトラッキング現象が起こり、出火する恐れがあります。
プラグは定期的に掃除しましょう。
※プラグとコンセントとの間に溜まったほこりなどが湿気を帯びて微小なスパークを繰り返し、やがて差し刃間に電気回路が形成されて出火する現象。
◇過電流
たこ足配線などにより定格容量を超えて電気機器を使用し続けると、過電流により発熱して発火する恐れがあります。
電気機器の消費電力などを確認し、定格容量内で使用するようにしましょう。
問合せ:幕別消防署
【電話】(幕)54-2434
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