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自治体の皆さまへ

すこやかだより

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北海道平取町

保健福祉課からのお知らせ

■がんについて知ろう! ~乳がん編~
日本人の2人に1人が一生のうちに何らかの「がん」になるといわれています。
今年のすこやかだよりでは「がん」をテーマに掲載しています。5月号で「肺がん」7月号で「大腸がん」について掲載しましたが、みなさん検診の予約はもうお済でしょうか。

今月のテーマは…「乳がん」です。
乳がんは、乳房に発生する悪性の腫瘍です。女性のがんの中でかかる人がもっとも多く、女性がん種別の死亡数の順位は第4位となっています。平取町は、乳がんによる死亡率が全国と比較して約1.8倍も高くなっており、平取町の女性にとっても身近ながんと言えます。
症状としては、乳房のしこり・くぼみができる・乳頭や乳輪がただれる、左右の乳房の形が非対照になる、乳頭から分泌物が出る等ですが、初期には自覚症状がないことも多いです。

◆乳がんを予防するには
がん全般の予防である禁煙、バランスのよい食事、感染予防に加えて、飲酒を控え、閉経後の肥満を避けるために体重を管理し、適度な運動をこころがけることが大切です。

▽ブレスト・アウェアネス
「ブレスト・アウェアネス」とは「日頃から乳房の状態を意識する生活習慣」のことであり、乳がんの早期発見のためにとても大切な習慣です。具体的には、日ごろの生活の中で次の4つを行いましょう。

▽ブレスト・アウェアネスの4つのポイント
(1)自分の乳房の状態を知る
日頃から「自分の乳房の状態を知る」ことがまずブレスト・アウェアネスの第一歩です。入浴やシャワーの時、着替えの時、ちょっとした機会に自分の乳房を見て、触ってみましょう。

(2)乳房の変化に気を付ける
普段の自分の乳房の状態を知ることで、初めて、変化に気が付けます。「いつもと変わりがないかな」という気持ちでチェックしてみましょう。

(3)変化に気付いたらすぐ医師へ相談する
しこりやくぼみなどの変化に気付いたら、次の検診を待つことなく医療機関を受診しましょう。大丈夫だろうと安易に自己判断することなく早期に専門医の診察を受けましょう。

(4)40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける
乳がんは30歳代から増加し始め、40歳代後半から50歳代前半の女性に起きやすいのが特徴です。40歳になったら、自覚症状がなくても2年に1度は検診を受けましょう。
また、「異常あり」という結果を受け取った場合には必ず精密検査を受けましょう。

◆乳がん・子宮がん・大腸がん検診のお知らせ
日時・場所:
(1)12月1日(金) ふれあいセンターびらとり
(2)2月28日(水) 北海道対がん協会 札幌健診センター(バスで札幌へ行く日帰り検診)
対象者:
・乳がん検診 40歳以上の町民の女性
・子宮がん検診 20歳以上の町民の女性
・大腸がん検診 40歳以上の町民
※乳がん・子宮がん検診は2年に1回助成を受けることができます。
※苫小牧市の指定医療機関でも町の助成対象となる乳がん・子宮がん健診を実施しております。詳しくは保健推進係にお問い合わせください。

お申込み、お問い合わせ:保健福祉課 保健推進係(ふれあいセンターびらとり)
【電話】2-3700

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