~恵庭の豊かな歴史と資源を「まちの文化」に~
4月より新年度がスタート。「まちの可能性に挑戦する令和6年度予算」として、さまざまな事業が計画されています。今回は、予算のポイントや金額、柱となる5本の重点施策などをお知らせします。
■一般会計〔歳入〕
歳入とは、その年度(4月~翌年3月)の収入のことです。1年間にどのような内容で、どれくらい収入があるかを前もって見積もりして予算にします。簡単にいうと「恵庭市の財布に入ってくる見込みのあるお金」のことです。
◇〔歳入〕のポイント
・『市税』は、前年比約2億円増。物価高騰の影響から給与所得の増加による個人市民税の増収見込み
・『国・道補助金』は、障害児施設給付費や公営住宅整備事業、市民会館耐震化等改修事業により増収見込み
・『地方債』は、全体で約2,000万円の減収。建設事業によって増収を見込んでいるが、臨時財政対策債は減少見込み
■各会計別予算額
◇令和6年度予算のポイント!
ポストコロナ時代の到来をはじめ、次世代型半導体を製造するラピダス社の進出やボールパークの開業。猛暑や大雪などの気候変動や外国人の急増など、市を取り巻く環境が大きく変わり始めています。
また、1月1日に発生した能登半島地震は、被災地に大きな被害をもたらしており、ますます防災の重要性が高まっています。
こうしたさまざまな変化をどう捉えて、どう対応していくのか。その方向性が本市における重要なテーマであり、新たな未来を見据えたまちづくりの基本となります。
「花」や「読書」といった特色あるまちづくりはもちろんのこと、豊かな自然や農業、活発な市民活動など、今まで築き上げてきたまちの文化を磨き、創造するまちとして発展し続けることを目指し、『まちの可能性に挑戦する令和6年度予算』として、重点施策5本の柱を中心に編成しました。
令和6年度予算は、さまざまな変化に対応する施策のほか、これまで検討してきた市民の暮らしにかかわる諸施策を中心に編成。自治体DXをはじめ、事務事業の効率化や不断の行政評価を行いながら、将来にわたって持続可能な財政運営を進めていきます。
■一般会計〔歳出〕
歳出とは、その年度(4月~翌年3月)の支出のことです。
簡単にいうと「恵庭市の財布から支払う予定のあるお金」のことです。
◇〔歳出〕のポイント
・前年度予算比で8億3,000万円増加。商工費や消防費が減少している一方、民生費や衛生費、教育費が増加
・『民生費』は、障がい児給付費や児童手当の制度拡充などにより増加
・『衛生費』は、ごみ収集運搬委託費の上昇や恵庭公園陸上グラウンド整備などにより増加
・『教育費』は、市民会館の耐震改修工事の実施や、食材高騰に対応する学校給食食材購入費の支援の実施などにより増加
■予算の内容をもっと詳しく!わかりやすく!
財政課では、将来を見据えた健全な財政運営に努めています。
「予算の概要」、「主な事業の内容」について、より詳しく知りたい人は、ホームページなどをご覧ください。
問合せ先:財政課
【電話】33-3131(内線2351)
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