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自治体の皆さまへ

くらしをきれいに、みらいをきれいに(1)

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北海道新得町

ごみの「減量」や「分別」はわかっていても難しい

ただ、各家庭から出るごみを減らしたり、資源化することでゼロカーボンの取り組みが進み未来の暮らしを守ることに繋がります

今号は「ごみ」について考えてみましょう

◆数値で見る新得町のごみ
新得町のごみは令和2年度まで、町焼却施設で処理しておりましたが、令和3年度以降は帯広市のくりりんセンターへ持ち込み処理しております。
令和4年度の調査によると、新得町民一人が一日に出すごみの量は833gで、全国平均の880gをやや下回っています。
また、1年間のごみの総排出量に対し、リサイクルした量の割合を示したリサイクル率は、本町は23.2%で全国平均の19.6%を上回っており、町民の皆様のご協力のおかげで、良好な数字を保っている状況です。
また、ごみの処理費(人件費・処理費・委託費・組合分担金を含む)については、令和4年度の実績額は1億6千7百万円となっており、町焼却施設で処理していた令和2年度の実績額1億8千9百万円と比べ2千万円以上の減少となっており、令和3年度以降のごみ処理量の減少に伴い、処理費も減少傾向にあります。
新得町が目指すゼロカーボンシティ実現のためには、ごみを減らす「リデュース」、再使用する「リユース」、再生利用する「リサイクル」の「3R」の推進を目指すことが重要です。
今回ご紹介するごみの「減量」と「分別」について改めて確認し、自分のできる範囲で、今の生活を見直してみませんか。

◆家庭ですぐにできるエコ活動
▽Reuse(リユース)〜ごみにせず繰り返し使う〜
・一度買ったものは大切に使い、修理しながらできるだけ長く使う
・必要のなくなった服や布については、誰かにあげたり、町のリサイクル回収に協力する
・一時的に必要なものはレンタル商品を利用する
・残り物の食材を工夫して料理に使う

▽Reduce(リデュース)〜ごみになるものを減らす〜
・生ごみの水切りを徹底し、ごみを少なくする
・シャンプーや洗剤は詰め替え商品を選ぶ
・バラ売りなどで必要な分だけ購入する
・食べ残したりせず、消費期限も気にする

▽Recycle(リサイクル)〜ごみを再生し資源へ〜
・燃やせるごみ、燃やせないごみなどの分別を徹底する
・新聞や古紙などの紙類は資源ごみとして出す
・ペットボトルやトレーはリサイクルごみとして出す
・ものを購入する際、リサイクルして作られた商品や、将来リサイクルが可能な商品を選ぶ

▽その他〜地球のためにできること〜
・マイバッグを持ち歩き、レジ袋を買わない
・コンビニやスーパーで割り箸、スプーンをもらわない
・「マイはし」などを携帯する
・本当に必要なものを計画的に購入する

(町民課生活環境係【電話】64-0528)

◆今日からトライ#1 生ごみの減量にチャレンジ
家庭から出る生ごみの量をできるだけ減らし、環境への負荷を軽減

○水分を切りましょう
生ごみは約80%が水分です。そのまま焼却すると、ゴミを燃やすための燃料を水分の蒸発に使ってしまいます。水切りをするだけで、大きく減量することができます。

○買いすぎず・食べ切りましょう
「食品ロス」は日本全体で1年間に523万トン発生していると言われ、そのうちの約47%が家庭から出たものです。「もったいない」の精神を再認識しましょう。

○生ごみ処理機を活用しましょう
生ごみを燃やせるごみとして出すのではなく、生ごみ処理機を使い、堆肥に変えることで生ごみの全体量を減らすことができます。

→実際どうなの?教えて浦山さん!
生ごみ処理機使用者の声 浦山 壽さん(広和町内会)
『とても便利、ストレスが無い』
電動生ごみ処理機を使用し始めて13年になりますが、とても便利で毎日使用しています。毎日の生ごみを処理機に入れるだけで、嫌な臭いが発生することもなく、4時間程度で、およそ10分の1の質量に処理されるので、面倒な事や不便な事は全く無く、良い事しかありません。
処理後は、畑に撒いて堆肥にしています。畑の草木はコンポストに入れて処理していますが、やはり、質量が小さくなるまでに1年程度必要なので、電動生ごみ処理機の便利さには敵いません。

≪電動生ごみ処理機等の購入を補助しています≫
「電動生ごみ処理機」や「生ごみ堆肥化容器」を購入する町民の方に対して、購入費の一部を補助しています。詳細は本紙掲載のQRコードをお読み取りください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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