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しんしのつ天文台

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北海道新篠津村

新篠津村から宇宙を覗く。
夜空にきらめく星、月、惑星。楽しみ方は無限大―
Shinshinotsu Astronomical Observatory

村では、視野の開けた大地と少ない街灯による夜空の暗さを観光資源として、2021年にふれあい公園内パークゴルフ場横に星座観測スポットを設置。以来、7回の観測体験会を開催してきました。体験会には、村内外から多くの参加者が集い、賑わいを見せてきましたが、この度、同公園内に大型望遠鏡を備えた「しんしのつ天文台」が11月3日にオープンします。

●ここにしかない天文台
天文台は、格納庫全体がスライドする道内初で全国でも珍しいフルオープン式。フルオープン式にすることで低空にある天体も観察することができ、ドーム式では味わうことができない開放感のある体験が可能です。また、設置する望遠鏡は道央圏最大級の「50cmカセグレン式反射望遠鏡」。この望遠鏡は、肉眼の約5100倍の集光力を持ち、遠い銀河や星雲・星団もしっかりと観ることができます。さらに、大口径の望遠鏡は暗い天体を観察するのに向いているので、月が暗い夜なら、冥王星(約15等級)の観察もできます。天文台には75インチの液晶モニターも完備。望遠鏡で捉えた天体の美しさと感動をその場の参加者みんなで共有しましょう。
今年度は、11月4日から28日の火・金・土曜日、祝日の前日の19時から22時に開館予定。村民は基本無料(施設占有利用の場合は1時間2500円)です。その他、詳細はしんしのつ天文台ホームページをご確認ください。

●オープニングイベントは11月3日に開催
天文台の開館に合わせ、11月3日の17時30分よりオープニングイベントを開催します。当日は、施設の説明を行うほか、天文台と望遠鏡の愛称の発表を行います。また50cm大型望遠鏡で自動導入した木星を自動追尾で観望予定。また、天文台の望遠鏡に加え、複数台の組立て式望遠鏡を用いた「アンドロメダ大銀河」や「おうし座のすばる」の観察も行います。さらに、ふれあい公園内の駐車場では、キッチンカーによる飲食物の販売も行う予定。美味しい食べ物と綺麗な星で、お腹も心も満たされる夜を楽しみましょう。
当日は、予約不要で入場無料。温かい服装でお越しください。

◆日が沈むと ときめく心
星空の魅力を伝えたい
今回、天文台建設のきっかけのひとつとなったのが、長年教員として働き、現在は村の地域おこし協力隊として勤務している山本修さん。「多くの人に新篠津の星空の魅力を伝えたい」と話す山本さんは、これから「星」を観光資源として村おこしを担います。

◎新篠津の星空を一緒に観察しましょう!みなさんのお越しをお待ちしています!
地域おこし協力隊 山本修さん

◆天文台の情報は専用HPを確認!
天文台のオープンに先立ち、専用ホームページを開設しました。HPでは、イベント情報のほか、天体写真ギャラリーも随時更新。貸切・占有利用の際はHPよりご予約ください。
※詳細は本紙3ページをご覧ください

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