UPDATE!!地域おこし協力隊

14／21

○今月の担当
山本　修

◆ついに天文台がオープンします!
気象庁から発表された今年の夏の平均気温は、観測史上最高でした。札幌の夏(6月～8月)の日平均気温の値は23.3℃でした。2011年から2020年の夏の日平均気温の平均値は20.6℃だったので、いかに今年の夏が暑かったか分かります。昔の青空まつりでは長袖を羽織っていたと村の方から伺いました。ちなみに今年9月の日平均気温の平均値は21.5℃でした。これは1970年代の8月の日平均気温の平均値の21.3℃を越えています。気象庁によると今年は異常気象だったとか…。果たして異常気象だったという一言で済むのでしょうか?私は少し疑問に思っています。

さて、11月はアンドロメダ座やカシオペア座などが見ごろです。「11月の星座はさそり座じゃないの?」と思われる方に一言。星占いの星座は、太陽の位置で決まっています。11月は太陽がさそり座にあるので11月の星座はさそり座ということになっています。ところが、太陽が西の地平線に沈むころにはさそり座も西の空にあり、太陽の光でさそり座が見えない上に、すぐに沈んでしまうので見ることが出来ません。一方、そのころに天高く見え始めるのがペガスス座やアンドロメダ座、カシオペア座です。したがって、11月はこれらの星座が見ごろということになります。

では、空のまち新篠津村で本当にさそり座は見えないのでしょうか?高い建物や山がなく、低空まで見渡せる新篠津村!みなさん、挑戦してみてください。さそり座の赤い1等星のアンタレスが目印です。そして、今年は西の空に美しい環を持つ土星、東南の空に太陽系最大の惑星である木星が輝いています。天頂付近にはアンドロメダ座大銀河、東の空からはすばるが昇ってきます。

新篠津村についに待望の天文台がオープンします。星座観察の後は大きな望遠鏡で惑星や星雲・星団を覗いてみませんか?詳しくは、天文台HPや広報2ページをご覧ください。