【村行政報告】
〔06〕住民生活・環境
紙おむつ用ごみ袋無料支給事業開始
▽令和5年度のごみの収集実績は、可燃ごみが616.30トン、不燃ごみが67.30トン、危険ごみが2.64トンの合計686.24トンで、前年度比14.02トンの減となりました。また、し尿及び浄化汚泥の収集実績は665.72トンで、前年度比40.40トンの増となりました。
▽令和6年4月から福祉支援策の一環として、紙おむつ用のごみ袋無料支給事業を開始しました。5月10日現在、10名の方へ配布を行いました。
〔07〕福祉・子育て支援
村内3ヵ所の保育所運営がスタート
▽4月から指定管理者による村内3ヵ所の保育所運営がスタートしました。4月1日現在、入所された園児は合計60人です。
▽令和5年度の児童養育助成事業実績は、15世帯に対して301万5,000円の支給となりました。
▽令和5年度の低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金実績は、23世帯の児童60名に対し300万円の支給となりました。
▽令和6年度からの新たな「第6次障がい者計画・第7期障がい福祉計画・第3期障がい児福祉計画」が策定されました。
〔08〕介護保険・地域包括支援
いつまでも自分らしく
▽第9期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画が令和6年4月から始まりました。高齢者健康寿命の延伸・自主的な健康づくりや介護予防活動の推進のほか、認知症施策の推進など、年齢を重ねても誰もが、自分らしく暮らしていける社会の実現を目指します。
▽介護予防対策として、昨年実施した「かみかみ体操チャレンジ」「百歳体操体験会」事業に伴い、新たな自主グループが増えました。かみかみ体操グループは、月曜日から金曜日に1日1回、第3百歳体操グループは月2回活動しています。
〔09〕保険・医療
健康寿命の延伸を
▽がんへの理解を図り、がん検診を勧めるため、特定健診・がん検診パンフレット及び健康カレンダーの全戸配布を行いました。特定健診と各種がん検診は、総合健診として6月10・11日に保健センターで実施しました。その他、乳幼児健診、発達相談などは、個別に案内をしています。
▽6月から「元気アップ教室」を自治センターで実施しています。10月までに15回開催する予定です。
▽5月8日、江別地方食品衛生協会定期総会が行われ、令和6年度同協会長表彰として、新しのつフーズ及び新篠津農業協同組合、また北海道石狩振興局長表彰として、造り家及びホクレンショップ新しのつ店がそれぞれ受賞しました。
〔10-1〕農業・産業
これからの生育に期待
▽5月21日、札幌管区気象台より発表された3ヵ月予報では、平均気温は高く降水量は平年並で、融雪は昨年よりも9日遅く、田植え作業は5月末にほぼ全ての農家で終了しました。
▽石狩農業改良普及センターより、農作物の生育状況は、低温と強風により多くのほ場で葉先枯れが生じ、秋まき小麦も大きく進みましたが、気温低下により緩慢となり早4日と発表されました。
▽農業振興センター業務は、5月30日に総会を開催し、今年度の事業計画等を決定しました。
▽パートナー対策は、今年度も引き続き、交流会の開催や参加支援など、事業を推進します。
〔10-2〕農業・産業
エゾシカの捕獲を実施
▽有機農業塾は、今年度10世帯17人の申し込みがあり、5月30日に開校式及び第1回講座を行い、11月まで月1回程度、全6回開催します。
▽今年度の土壌分析業務は、34点の受け付けがありました。
▽環境保全型農業直接支払い交付金は、現在、有機農業の取り組みをはじめ、希望の取りまとめを進めています。
▽鳥獣被害対策は、猟友会江別支部新篠津部会の協力のもと、新篠津村鳥獣被害防止対策協議会を立ち上げ、有害鳥獣による被害防止対策を推進しています。また、エゾシカによる食害等が確認されている地区では、罠による捕獲を実施し、6月1日現在、2頭を捕獲。また、今年度よりアライグマとユキウサギの捕獲にも取り組んでいます。
〔11〕工事・委託業務・土地改良事業
各業務・工事を発注
▽工事関係は、舗装道路の段差解消と区画線補修のため村道維持補修工事1工区・2工区を4月上旬に、また公共施設屋上防水改修工事を5月下旬に発注しました。
▽委託業務関係は、公共用地の緑地及び樹木管理等が7件、施設の清掃および維持管理等が18件、村道維持等業務、村営バス運行業務など、合わせて43件を発注しました。
▽経営体育成基盤整備事業は、8地区で事業が施工されます。
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