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社協あさひかわ令和6年1月(No.214)(2)

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北海道旭川市

■市内にある51の地区社協の中から旭正地区社会福祉協議会を紹介します
旭正地区社会福祉協議会 小西修(こにしおさむ)会長

旭正地区社協(東旭川町旭正、東旭川町忠別)では、安心見守り事業やふれあいサロン事業などを実施してきましたが、今年9月から「買物送迎サービス」と「地域送迎サービス」を新たに実施しています。
地域住民を対象としたアンケートを東旭川・千代田地域包括支援センターの協力を得て実施した結果、移動手段に困っている方が多いことが判明しました。そこで、「就労継続支援施設チーム紅蓮」から車両を借り、自身で買物に行くことが難しくなった高齢者を自宅からスーパーまで月2回送迎する「買物送迎サービス」を開始しました。
また、「地域送迎サービス」は、毎月開催されるふれあいサロンの参加者を、自宅から会場まで地区社協の役員が自家用車で送迎しています。
サービスを利用しているのは一人暮らしの方が多いため「こういう機会があるから、皆さんと会ってお話しができて楽しい」といった声を聞いています。このサービスによって、地域の高齢者が外出し、楽しくおしゃべりをする機会が増えると幸いです。

■災害ボランティアセンター
▽登録・受付訓練実施
旭川市社会福祉協議会では、11月25日に旭川市ときわ市民ホールで、地震や洪水などの災害が発生して災害ボランティアセンターを開設することになった場合、限られた職員で効率的にセンターを運営できるよう、「登録・受付訓練」を実施しました。
訓練には、災害ボランティア登録者、旭川市防災課の職員など、28名が参加し、北海道社会福祉協議会が導入したインターネットを介して提供されるシステムを使用して、各種作業を体験しました。
講師の一戸航瓶(いちのへこうへい)さん(北海道社会福祉協議会)から、実際に被災地で支援した際の現場の様子やシステムの活用例について説明を受けた後、ボランティアの活動予約や当日受付の作業を、参加者のスマートフォンを利用して行いました。情報がシステム上で自動的に集計されることなどがわかり、事務作業の負担が大幅に軽減されることから、その余力を被災者支援に充てられることを実感しました。
市社協では、万が一の場合に備えて迅速に対応ができるよう、今後も訓練を行う予定です。

次回の「社協あさひかわ」は3月号に掲載

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