■お済みですか?子宮頸がん予防ワクチン!
子どもたちを感染症から守り、健やかな育ちを支えるために予防接種が実施されています。
予防接種には、法律に基づいて市区町村が主体となって実施する「定期接種」と希望者が各自で受ける「任意接種」があり、子宮頸がん予防ワクチンは「定期接種」ワクチンの1つです。
◆子宮頸がんって?
HPV(ヒトパピローマウイルス)への感染が原因で発症するがんです。
日本で年間約1.1万人が罹患し、約2,900人が死亡しています。25歳から40歳までの女性のがん死亡のなかで第2位を占めています。
◆子宮頸がん予防ワクチンって?接種しても大丈夫?
過去に接種後の疼痛や運動障害などを中心とした多様な症状が報告されましたが、その後の研究でワクチン接種と多様な症状の関与は見られないことなどが示され、ワクチンの安全性と有効性が示されました。
◆子宮頸がん予防ワクチンの効果は?
海外では子宮頸がん予防ワクチンの接種率が高く、子宮頸がんの減少が報告されています。
日本でも、子宮頸がんになる前の「前がん病変」の減少が報告されており、子宮頸がんの予防にワクチン接種が有効であることがわかっています。
日本は接種率が低いことがこのグラフでわかります!
◆対象者と接種の方法
対象者:下記の女性で、年齢により2つに分類されています。
※対象になる方には5月に案内と予診票を送付しています。
接種場所:更別村国民健康保険診療所
※村外で接種する場合は、子育て応援課までご連絡ください。
料金:無料(村が助成)
薬液:シルガード9(9価)
○小学6年生〜高校1年生
定期接種の対象となります。
接種日:毎週木曜日 13:30~14:00 16:00~17:00
予約方法:接種希望日の3日前まで診療所へ予約(月曜日が祝日の場合は前の週の金曜日まで)
持ち物:予診票、母子手帳
*予診票のない方はご連絡ください。
接種回数:3回 *15歳未満は2回
○平成9年度〜平成18年度生まれ
キャッチアップ接種(国の方針により定期接種の積極的勧奨を差し控えていた方への接種)の対象となります。接種日の予約は必要ありません。診療所の開所時間にご来所し接種してください。令和7年3月31日までに接種終了ください。
持ち物:予診票、母子手帳
*予診票のない方はご連絡ください。
*母子手帳がない方は、接種歴がわかるものをご持参ください。
接種回数:3回
令和7年3月31日までは無料接種となりますが、令和7年4月以降は有料の予定です。お早めに接種ください。
保健師 樋田晴香
問い合せ:子育て応援課母子保健係
【電話】53-3700
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