《特集》令和5年度決算報告(1)

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〜村の家計簿をお知らせします〜

9月に行われた第3回議会定例会で、令和5年度の決算が承認されました。
皆さんが毎月の家計を目的ごとに分けて管理しているように、村でも年間の予算を「一般会計」と「特別会計」、「企業会計」という3つの財布に分けて管理しています。この財布に入ってくるお金は、皆さんの納めた税金や国・北海道からの交付金などです。
昨年度の決算について、地方自治法第233条第6項により、お知らせします。

■一般会計
歳入総額は67億26万円で、前年度比5億1685万円、8.4%の増となりました。
歳出総額は63億2641万円で、前年度比3億4099万円、5.7%増となり、歳入・歳出ともに主にふるさと納税に伴い増加しています。主な事業として、更別スーパービレッジ構想推進事業5億991万円、都市空間情報デジタル基盤構築支援事業3999万円(前年度繰越含む)、地方創生テレワーク事業3000万円を実施しました。財源として、デジタル田園都市国家構想推進交付金3億9191万円、まち・ひと・しごと創生寄付金4124万円、都市空間情報デジタル基盤構築支援事業補助金1999万円を活用し、一般財源の負担は3事業合わせて1億3375万円となりました。また、公共施設の空調設備設置工事、道路・橋りょう整備や道営事業(負担金を支出)など、生活インフラ・基盤整備も引き続き実施しています。
歳入決算額から歳出決算額を引き、翌年度へ繰り越すべき財源を除いた実質収支額は、2億5955万円となりました。

◇歳入決算額67億26万円

◇歳出【科目別】

※村民1人あたりの数値は、決算額を令和6年4月1日現在の人口3108人で割ったものです。

◇歳出【性質別】63億2641万円

◇用語説明
・村債
大きな事業を行うときなど、多額の出費をするときに国や銀行から借り入れるお金
・地方交付税
国が所得税などの国税の一定割合を自治体の財政状況などに応じて交付するお金
・地方譲与税
自動車重量税など国税として徴収した後に譲与されるお金
・物件費
施設の光熱費や村の総括的な事務に使われるお金
・扶助費
児童手当や各種医療費の補助など社会保障制度の一環として支払われるお金
・補助費等
特定の目的で行われる事業に対して村が補助するお金
・公債費
村債(借金)の返済や利息の支払いに使うお金