〜子どもからお年寄りまで笑顔と笑い声があふれ、一人ひとりが輝く村〜
◆立命館慶祥中学校1年生が更別村研修
10月4日(金)、今年も江別市にある立命館慶祥中学校の1年生40名が、「地域学習の一環」として本村を訪れ、ふるさと館を会場にスーパービレッジ構想やスマート農業について学習しました。この学習は、今年で3年目となり、グループに分かれて特色ある十勝管内のいくつかの町村で学習活動を行っているもので、本村もその1つの町村となっています。
まず大会議室で、私から本村が進めているスーパービレッジ構想の取組について、その経過と具体的な実装状況について説明を行い、続いて企画政策課の八木上席主査から、今年度より本格的導入となった「3Dマップ」の説明を行いました。
特に「3Dマップを活用したまちづくりにおけるデジタル技術の推進と運用」について実際の3Dマップをスクリーン上に投影しながらの説明では、生徒達から驚きと歓声があり、目を輝かせて熱心に話に耳を傾けていたのが印象的でした。
その後フィールドワークとして屋外へ移動。前日からの雨により野外での研修は難しいとの判断をしていましたが、午後になって天気が奇跡的に回復し、当初の予定通り実施できました。
はじめに、試験ほ場で本村のバードアイエンタープライズ社の大橋社長による国内最大級の大型ドローンを使った農薬散布(当日は水)の様子を見学してもらいました。生徒はドローンの大きさと風圧、スムーズな自動散布に目を見張っていました。
続いて、ロボットトラクターのオペレーターである水口さんの立ち会いのもと無人ロボットトラクターによる模擬農作業の様子を見学し、生徒の代表に試乗してもらい、また、走行中、人や障害物をセンサーで感知し自動停止する場面も実際に体験してもらいました。トラクターがあらかじめ設定された作業ミッションに従って正確に走行し、転回する様子に感嘆の声が上がっていました。
その後、大会議室へ戻って、全体を通しての質疑応答を受け、感想を聞かせてもらいました。
普段目にすることのできないスマート農業に触れ、生徒の皆さんはこれまで以上に農業の未来と展望について理解できたのではないかと考えています。
総じて、生徒の皆さんは、十勝農業のスケールの大きさとICTやIOT、AIを駆使した先端技術の実装に深く興味を持ってくれたようでした。
改めて、毎年、視察の場所に更別村を選んでいただいている担当の先生方・生徒の皆さんに深く感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございました。是非来年も更別村にお越し下さい!心よりお待ちしております!
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