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自治体の皆さまへ

本当に必要な人が使えるように『救急車の正しい利用を』

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北海道札幌市

いざという時のために知っておいてほしい、救急車の正しい利用方法を紹介します。

1. 救急車を呼ぶべきか判断する

■急な病気やけがで救急車を呼ぶか迷ったら
24時間365日、看護師が救急の医療相談に応じます。緊急性が高い場合は119に転送するので、判断に迷う場合はまずはご相談ください。また、夜間や休日に受診できる医療機関も案内しています。
※現在患っている病気や薬の飲み方などの一般的な相談はかかりつけ医などにご相談を

●救急安心センターさっぽろ「#7119」に電話
ダイヤル回線、IP電話は【電話】272-7119。聴覚に障がいがあるなど電話が難しい方は【電話】241-7331
※21の外国語にも対応

▽病気やけがの状態を伝える
・緊急性が高い→119に転送される
・緊急性が低い→医療機関の案内や応急手当ての助言を受ける

■以下のいずれかに当てはまる時は、ためらわずに119に電話を
・意識がない(返事がない)、もうろうとしている
・ろれつが回らない
・突然、片方の手足に力が入らなくなる
・急な息切れや呼吸困難
・頭、腹、胸、背中が突然激しく痛む
・広範囲のやけど など

▽救急電話相談窓口は他にも
・産婦人科救急相談電話
【電話】290-3299(毎日19時~翌日9時)
妊産婦の方が、急な病気や具合が悪い時に相談できます。

・精神科救急情報センター
【電話】204-6010(平日17時~翌日9時。土・日曜、祝・休日は24時間)
精神に関する緊急的な医療相談ができます。

2. 119に電話し、救急車を要請
電話口での質問に対して、落ち着いて答えてください。

■主な質問の流れ
指令管制員:火事ですか、救急ですか
通報者:救急です
指令管制員:住所を教えてください
通報者:
〔住所が分かる場合〕中央区南●条西●丁目●番●号●●マンション●号室です
〔住所が分からない場合〕●●ホテルの向かいの建物です
建物や信号の住所表示、大きな建物・公共施設・公園・川・橋・通りの名前などを伝える

通報者のいる場所が分かった時点で救急車が出動します。場所は落ち着いて正確に伝えてください。緊急車両として、出動時は必ずサイレンを鳴らして走行します。
指令管制員:誰がどうしましたか
通報者:父の呼吸が苦しそうです
必要に応じて応急手当ての方法などを伝えるので、最後まで電話は切らないでください。

■AED(自動体外式除細動器)を使う時は
AEDは、心停止状態の心臓に電気ショックを与えて、正常な収縮に戻す医療機器です。反応がない方がいたら、まずは、周りの人と協力し、119への電話とAEDの準備を行ってください。

▽使用手順
(1)AEDを専用ボックスから取り出す→警報ブザーが鳴っても問題ありません
(2)AEDを患者の頭の近くに置き、ふたを開けて、音声案内に従って操作する
(3)必要な方にのみ、電気ショックが流れる

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