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東神楽町ゼロカーボンシティへの挑戦

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北海道東神楽町

◆「使用済み油で空を飛ぶ?」2024空の日/旭川空港まつりで廃油の回収をしました
東神楽町では、環境への負担を減らすゼロカーボン活動の一環として、家庭から出る使用済み油を再利用する「Fry to Fly Project」に参加しています。先日開催された空の日/旭川空港まつりでは、家庭からの廃油回収を行い、約60リットルの油が集まりました。

◇Fry to Fly Project(フライ・トゥ・フライプロジェクト)とは?
「Fry to Fly Project」は、日揮ホールディングスという企業が始めた取り組みです。家庭やお店から出る使用済み油を集め、その油を新しい燃料(SAF:持続可能な航空燃料)に変えて使用するプロジェクトです。飛行機の燃料は通常、石油を使って作られますが、SAFはバイオマスや廃食油、排ガスなど原材料の生産・収集から、製造、燃焼までのライフサイクルでCO2排出量を従来燃料より約80%削減できる持続可能な航空燃料です。
このFry to Fly Projectには、北海道エアポート株式会社と、東神楽町を含む北海道内の7つの空港がある市町が参加しています。

◇空の日/旭川空港まつりでの廃油回収
9月8日(日)に開催された空の日では、家庭で出た使用済み油の回収を行いました。皆様の協力により、60リットルもの廃油が集まりました。
また、来場された皆様に廃油が飛行機の燃料(SAF)に生まれ変わるプロセスや環境への影響など、Fry to Fly Projectに関するPR活動を実施したほか、10月から旭川駅前イオンで開始される廃油回収についてのPRも併せて実施しました。
回収された油は、Fry to Fly Projectの一環として、新しい燃料(SAF)に生まれ変わり、飛行機の燃料として使われる予定です。ゼロカーボンの取組みは、負担が大きくなるというイメージを持つ方もいらっしゃると思いますが、私たちの身の回りでできる小さな行動が、未来に豊かな環境を残す大切な一歩となります。
地域全体で協力し合いながら、資源を無駄にせず、再利用する取り組みを進めることで、次の世代に豊かな環境を残していきましょう。

問合せ:まちづくり推進課
【電話】83-2113

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