文字サイズ
自治体の皆さまへ

東神楽町ゼロカーボンシティへの挑戦

30/32

北海道東神楽町

◆再生可能エネルギーの核となる太陽光発電設備を紹介!
当町では、2050年までのゼロカーボンシティ実現を目指していますが、地理的な条件から風力発電や水力発電など再生可能エネルギーのポテンシャルが高いとは言えず、家庭や企業が活用しやすい太陽光発電をいかに有効活用するかが重要となります。
太陽光発電設備については、導入のしやすさや環境問題への意識の高まりからその活用が広まっていますが、近年は電気代も高騰しており、太陽光発電設備を導入するメリットも大きくなっています。
本号ではゼロカーボンと経済的合理性を両立することが可能な太陽光発電について紹介します。

◇太陽光発電の特徴
太陽光発電の最大の特長は、エネルギー源が無尽蔵で、クリーンである点です。石油を燃焼させて電気を起こす火力発電のように、発電時にCO2などの温室効果ガスを発生させることがありません。
また、太陽光発電は、導入するシステムの規模に関係なく発電効率がほぼ一定です。設置する場所の広さに合わせて自由に規模を決められるため、一般家庭から大規模施設まで、それぞれの施設に合ったシステムを設置できます。発電時に騒音を出さないので、日射量さえ確保できれば、設置場所を選びません。屋根や屋上などへの設置のほか、近年ではビルの壁に設置するケースもあります。
また、経済的な面でも発電した電力を自家消費し、FIT制度(固定価格買い取制度)を活用することで、「余剰電力」を電力会社に買い取ってもらうことができ、CO2削減と経済性なメリットを両立させることが可能です。

◇デメリットも長期的な目線で検討!
太陽光発電設備を導入する際に最も気になるのはやはり導入コストだと思います。
経済産業省のデータによると2022年に設置された新築住宅における太陽光発電設備の設置費用は1kwあたり平均26・1万円とされています。
もちろん先ほど提示した設置費用は住宅の条件や購入するメーカーによって異なるため、あくまで目安ではありますが、一般的に住宅の屋根へは3kw~5kwの容量の太陽光発電設備が設置されることが多く、導入コストと発電による経済的なメリットを長期的な目線で比較し検討することが重要となります。
太陽光発電の活用は各家庭や企業ができる地球温暖化対策ですので、ぜひ検討を進めていただければと思います。

問合せ:まちづくり推進課
【電話】83-2113

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU