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【特集】データでみるひがしかぐら まちのこれまでと今(2)

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北海道東神楽町

◆属性別の居住意向
今回調査の“住みたい”といった結果に対し「どちらかといえば住みたくない」が5・9%、「住みたくない」が1・2%、この両者を合わせた7・1%の人が“住みたくない”と答えています。
これを属性別にみると(下のグラフ「東神楽町での今後の属性別居住意向」を参照)、“住みたい”比率が全体平均を下回り90%を割っている層は、居住地域別にみた「聖台地区」の81・5%、「稲荷地区」の75%、「志比内地区」の83・3%となっています。
また“住みたくない”と答えた層を性別、年齢、居住年数でみると、「女性」の9・1%(男性は4・7%)、年齢では「19~29歳」の13%(年齢別平均は7・6%)、居住年数では「1年未満」の24・1%(居住年数別平均は10・1%)となっています。
では、“住みたくない”と答えた方はなぜ東神楽町に住みたくないのでしょうか。
下の棒グラフは“住みたくない”と回答した方(全体の7・1%)にその理由を聞いたものです。「道路・交通の便が悪い」が52・9%で第1位、次いで「買い物が不便」が49・6%で第2位、「働く場がない」が24・8で第3位と続いています。
さらには、「保健・医療環境が不十分」が23・1%、「産業の活力が不十分」と「行政サービスが不十分」が同率の20・7%と上位に位置しています。
「町の魅力」と「住みたくない理由」の結果を比べてみると、魅力として弱い項目が住みたくない理由の上位として挙がっている一方、「道路・交通の利便性」「買い物の利便性」については、いずれの調査でも上位に挙げられている点にも注目です。

◇東神楽町での今後の属性別居住意向(全体)

◇東神楽町に住みたくない理由(121/複数回答)

◆住民満足度
東神楽町では、第8次東神楽町総合計画(平成25年度~令和6年度)に基づき、「笑顔あふれる花のまち~みんなで築こう活力ある東神楽~」をまちづくりの基本テーマに掲げ、各分野にわたるさまざま施策を進めてきました。
今回のアンケート調査では、施策を43項目に分け、それぞれの現状の満足度について町民の皆さんに評価をしていただき、その結果を分析しました。

◆満足度の高い項目 低い項目
まちの現状で満足度の比率の高い上位5項目は「ごみ処理」「下水道等」「公園・緑地」「雪対策」「消防」です。
この結果をみるとごみ処理など生活基盤分野の満足度はおおむね高く、現状に満足しているという傾向にあります。
その一方、満足度の比率が低い項目は「観光」「雇用対策」「商工業」「公共交通」「畜産」の5つです。産業分野の満足度が低い傾向を示しています。

◆全体からみる満足度
次のグラフは、まちの各環境に対する住民の満足度を全体からみたデータを加重平均値により算出したものです。
このグラフをみると、まちの現行の事業に対する不満は少なく、全体的に好評価を得ているものが多いといえます。
来月号の広報紙では、今後のまちづくりの重点方向について、アンケート結果から今後のまちの特徴、町民の皆さんが重要だと考えている項目や施策などについて、重要度評価を中心に見ていく予定です。

◇各施策(項目)の満足度(全体/単位:評価点)

◆豆メモ
◇全体の傾向分析
全体的に見てみると満足度がプラス評価の項目が36項目、マイナス評価の項目が7項目となっています。そのなかでも、「生活環境分野」「保健・医療・福祉分野」「教育・文化分野」を中心に、ほとんどの分野で満足度が高くなっています。

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